ブックタイトルSPAIN1901

概要

SPAIN1901

福音書をベースにした中世の宗教劇で、ローマ教皇の許可の下、毎年サンタマリア聖堂で上演されている。今も残るこの古い叙情詩は、ユネスコの無形文化遺産にも登録。聖母マリア被昇天が題材で、259の詩と音楽で構成されている。舞台後は役者たちが外へ出て、聖母マリアの埋葬の行列を行う習慣も。上演日は8月14 ～ 15日だが、その前の3日間のリハーサルも有料で見学可能だ。22起源は1945年に起きた若者たちの喧嘩。以来、毎年大群衆による“トマトの戦い”が繰り広げられている。ブニョールの町では11時の花火の合図とともに、童心に返った人々がトマトを投げ合い、辺り一面がトマトに染まるユニークな祭り。祭りの始めには先端に生ハムを吊るした巨大な棒によじ登り、賞を勝ち取るために奮闘する者もいる。最後はホースの水で参加者を洗い流すのが恒例だ。23舞台は海辺の小さな町、サンルーカル・デ・バラメダ。馬で魚を運搬していたのが始まりで、今年で174回目と長い歴史がある。日没近い干潮時スペインで有名なシェリー酒は、スペイン語で「ヘレスのワイン」の意。現在でもヘレスを含む3地域で造られたものしかシェリー酒と認められていない。そんなシェリー酒の町でブドウの収穫に感謝を捧げるのがこの収穫祭だ。アンダルシアらしく華やかなフラメンコが披露され、伝統のブドウの足踏みが行われるほか、街の至る所でシェリー酒が振る舞われる。25ユネスコの世界無形文化遺産に登録されている聖母サルーの祭り。起源は13世紀で、音楽や舞踏などが世代から世代へと受け継がれている。多くの住民が参加する宗教行列が有名で、パレードに伴う数々の壮大な人間の塔ムイシェランガが見どころ。子供たちよる神聖劇が披露される行列、アラゴン王ハイメ1世夫妻の巨大な人形が登場する行列なども行われる。26に行われるため、夕日の中を馬が駆け抜けていく様は圧巻だ。かつて貴族の海水浴場として発展したこともあり、ゴール付近には特設会場で競馬が楽しめる。お菓子のやり取りをする子供たちのブースが並ぶのも微笑ましい。24Agosto Septiembre8月9月ショパン・ピアノフェスティバル　マヨルカ島バルデモサパエージャコンクール　バレンシア県スエカ毎週末中旬パンとチーズの祭りラ・リオハ州ビジャ・デ・ケルへレスの収穫祭 25カディス県へレス・デ・ラ・フロンテーラ上旬前半2週間（予定）エルチェの宗教劇祭 22アリカンテ県エルチェタコ祭り　オウレンセ県オ・カルバリーニョビーチ競馬 24 　カディス県サンルーカル・デ・バラメダ10日前後第2週末トマト祭り 23バレンシア県ブニョールモティン祭りマドリード県アランフエスムイシェランガ祭り 26バレンシア県アルジェメシ28日11日15日30日1日8日7日［PR］