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概要

PUG_200406

リー需要の取り込みを強化する。その一方で、9月以降はハネムーンや未成年者を伴わないファミリーの需要の高まりに合わせて、ナイトラウンジをシェラトンワイキキ30階のレアヒ・クラブラウンジにオープンするなど、大人需要へのスムーズな移行を工夫する。 HTJが推進する自然環境の保護や責任ある旅行者としての意識向上を図るレスポンシブル・ツーリズムに連動し、長期的視野に立って未来のハワイ旅行をにらんだ取り組みを始める旅行会社もある。たとえば、レスポンシブル・ツーリズムを取り入れた旅行商品として、エイチ・アイ・エス(HIS)はハワイ島(ヒロ、コナ)周遊コースも検討しているという。また、KNT-CTホールディングスは販売店スタッフ対象の現地研修でレスポンシブル・ツーリズムに関する講習を実施した。日本の旅行会社による取り組みが今後さらに加速していくことが期待される。 20年のハワイ方面には旅行業界の大きな期待が集まった。というのも羽田空港の国際線発着枠増枠に合わせて、航空会社各社が今夏スケジュールから羽田/ホノルル線の新規開設や増便を計画したからだ。 増枠の配分を受けた計画を見ると、日本航空(JL)は羽田/ホノルル線に就航し週14便体制で運航するとし、デルタ航空(DL)も羽田/ホノルル線に週7便体制で就航、ハワイアン航空(HA)はホノルル線を1便増便といった内容だ。昨年、全日空(NH)の超大型機A380型のホノルル線就航で供給力が増大した日本/ハワイ間の航空座席だが、各社の計画からはハワイ人気の底堅さがうかがえる。もっとも、新型コロナウイルス対策で各社は計画の見合わせや地方発便の運休・減便などを余儀なくされているが、需要のリカバリー期での計画遂行が期待される。 外務省は3月25日、全世界への不要不急の海外渡航を止めるよう求め、ハワイ州知事もハワイへの旅行を延期するよう要請したところだ。しかし、旅行業界はこの状況を逆手に取って、今後訪れる終息後の需要再燃期を見据え、この時期にこそ人気方面であるハワイの現地事情などの知識を身に付けておきたい。え準備ピンチをチャンスに変える週刊トラベルジャーナル臨時増刊号旅行販売店のためのパワーアップガイド発行日:2020年4月6日 発行・制作:株式会社トラベルジャーナル 〒102-0083東京都千代田区麹町3丁目5-19 にしかわビル4Fデザイン:Concent, Inc. 表紙フォト:?iStock.com?/ 7maru 印刷:欧文印刷株式会社ADVERTISERKoyo Holdings …………………………………… 6~7Hertz Rent A Car ………………………… 10~11Tokio Marine Nichido …………………………… 122 …………………需要再燃を見据え準備4 …………………いま注目の体験素材5 …………………ハワイの新たな一面8 …………………主要旅行会社の一押しCheck!9 …………………交通インフラ情報CONTENTSパワーアップガイド 2020 夏 3