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概要

Mexico_180625

1 歴史地区で必見のサント・ドミンゴ教会内の生命の木彫りレリーフ 2 メキシコを代表するソース「モレ」は料理に欠かせない。カカオやトウガラシ、ナッツ類を煮込んで作るOaxacaオアハカカラフルな民族衣装とオアハカの美しい街並みが互いに引き立て合う123ンテ・アルバンは市街地の西にあり、先住民サポテカ族が築き、後にミステカ族が支配した古代遺跡。平らな山の頂上にピラミッドが立つ独特の形をしている。また、オアハカの東45㎞にはサポテカ族の祭祀場だったミトラ遺跡、その途中にヤグール遺跡があり、一帯の渓谷の先史洞窟群は世界遺産に登録されている。 なお、モンテ・アルバンの発掘品はサント・ドミンゴ教会に隣接するオアハカ文化博物館に展示されている。 コロニアルな建物が残るオアハカの街は遊歩道をそぞろ歩く人々で常ににぎわっている。人々のお目当てのひとつが、先住民たちのていねいな手仕事による民芸品。オアハカは民芸品の宝庫で、サンアントニーノ村やイスモ地方の花刺繍、細い金糸や銀糸を編んだフィリグラナ細工、コヨテペック村の漆黒の陶器、アツォンパ村の緑色の陶器など、村ごとに異なる民芸品を生産している。 最近では、伝統的な意匠や技術が服や小物に取り入れられ、現代風におしゃれにアレンジされ、特に雑貨好きな若い女性の間で注目度が高まっている。これらの民芸品は青空市のティアンギスで買えるほか、村の工房に行く現地ツアーもある。 先住民族の文化を間近で体験するには、祭りの時期に合わせて訪れるのがいい。毎年7月には、先住民族の最大の祭典「ゲラゲッツァ祭」が開催され、州内の各地から選ばれた人々が華やかな民族衣装を身にまとって伝統舞踊を披露する。もともとはトウモロコシの神に豊作を祈願したのが起源。色鮮やかな衣装で舞う姿は一見の価値がある。 食文化ももちろん豊かだ。さけるチーズの原型とされるケシージョ、「7種類のモレの地」といわれるほど多様なモレが有名で、バッタなどを使った昆虫料理が伝統食。特産の蒸留酒メスカルなど、個性豊かな食はオアハカ観光の大きな楽しみになるに違いない。碁盤の目に整備された街で雑貨巡りをしたり、レストランやカフェで地元の味を存分に堪能したい。女性に人気の雑貨の宝庫メキシコシティ大西洋太平洋オアハカcIASA(Photo2)、オアハカ州政府観光局(Photo3)[PR]