ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

Mexico_180625

日本/メキシコ間アエロメヒコ航空で所要約12時間AM57便成田発14:25 → メキシコシティ着13:20AM58便メキシコシティ発1:55 → 成田着翌6:20銀の道へのアクセス(乗り継ぎの一例)メキシコシティ/オアハカAM2036便メキシコシティ発17:15 → オアハカ着18:32AM2037便オアハカ発19:02 → メキシコシティ着20:25※メキシコシティ~プエブラ~オアハカを陸路で移動し、帰路にオアハカ/メキシコシティ線を利用するのもおすすめ。 南ルートの主要な観光拠点はプエブ ■ Access Information ※7月以降のスケジュールラとオアハカだ。いずれも歴史地区が世界遺産に登録された街。悠久の歴史を守りつつ、新たな時代を迎え入れ融合した独自の文化が根付いている。 その代表例はなんといっても食文化だろう。メキシコ料理とえいば、2010年に伝統料理が無形文化遺産に登録された。古来の多種多彩な食材と調理法が複雑に組み合わさって進化し、生み出される深い味わいが高く評価された。特に南ルートはその土地特有の伝統料理が多いのが特徴。旅をよりいっそう楽しく華やかなものにしてくれる。 地方料理のなかでも、特にプエブラの料理は重要とされる。先住民族の伝統料理にヨーロッパの調理法が加わり、高い評価を得ているからだ。こうした新たな料理が確立された場は主に修道院だった。キリスト教の伝来以降、ヨーロッパから訪れる位の高い宗教者をもてなすために修道院で料理が進化し、伝統料理が生まれたのだ。 たとえば、プエブラのサンタ・ロサ修道院で司教をもてなすため、試行錯誤のうえ生み出されたのがチョコレートを混ぜたモレ・ポブラーノ(プエブラのモレ)。モレはメキシコ流のソースのこと。メキシコで最も重要な祝日である独立記念日のシーズンに食する伝統料理「チレ・エン・ノガダ」もプエブラ州の修道女が考案した。 16世紀には酒の蒸留技術も伝わり、銀の道を通じて広まった。それまで飲んでいた酒、リュウゼツラン科の植物から作る古代アステカからの伝統的な醸造酒のプルケが、メスカルなどの蒸留酒に変化したことも豊かな交易を象徴するものだ。 一方、先住民族の存在を強く感じられるのも南ルートならではだ。オアハカ州は先住民族の人口に占める割合が現在でも約4割とメキシコ一の高さ。民族文化の宝庫といっていい。それらは教会などの建築・装飾物のほか、木彫りなどの雑貨や織物、陶芸品などに映し出されている。 特定のテーマに絞って深く堀り下げるのも、街歩きに重きを置くのもよし。南ルートは旅の素材に事欠かない観光ルートだ。cMexico Tourism Borad:Ricardo Espinosa-reo(Photo1,4)、プエブラ州政府観光局(Photo3)、オアハカ州政府観光局(Photo5)メキシコのユネスコ世界遺産は34に上る。南ルートでは、プエブラ歴史地区、オアハカ歴史地区とモンテ・アルバン遺跡、オアハカ中部渓谷ヤグルとミトラの先史時代洞窟など、見どころに事欠かない。原産の食材と交易の産物が見事な味わいを生み出す。伝統料理も数多く、見た目にも美しいチレ・エン・ノガダはプエブラ発祥。織物やタラベラ焼きに代表される陶器、木彫りなどの民芸品は多様な文化の象徴。職人の高い技術が生んだ芸術品ともいえる。街歩きのとっておきの楽しみだ。銀の道を通じて広まったことの一つが酒の蒸留技術。古代アステカから伝わる醸造酒プルケが蒸留酒に変化してできたメスカルはぜひとも味わいたい。先住民族が多いオアハカ州で伝統を感じさせるのが祭り。毎年7月に開催される民族舞踊の一大祭典、ゲラゲッツアは国内外から多くの観光客が訪れる。4民芸品1世界遺産 2メスカル3料理 5祭り銀の道を彩る5つのキーワード[PR]