ブックタイトルMEXICO180618

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概要

MEXICO180618

3 ピンク色の石材で建てられたバロック様式のパロキア教区教会はサンミゲル・デ・アジェンデのランドマーク 4 暖色系で統一された民家や店が連なる石畳の街はまるで童話の世界cグアナファト州政府観光局(Photo1)、Mexico Tourism Board:RicardoEspinosa-reo(Photo2,3)1 グアナファトの街並みは光り輝く宝石箱のよう2 「口づけの小道」はグアナファトの人気スポットMiguel de Allende34カーで登る小高い丘には英雄ピピラを讃えた像が建ち、ここから見下ろす宝石を散りばめたような景色はグアナファトの名所。昼と夜で異なる表情を眺めるのが楽しみの一つになっている。 1732年に創設されたグアナファト大学を中心にアートも盛んで、文化・芸術の街としても知られている。メキシコの現代絵画を代表する女流画家フリーダ・カーロの夫で、壁画運動を牽引した画家ディエゴ・リベラの故郷でもあり、生家が博物館として公開されている。毎年10月には、世界各国から芸術団体を招いたセルバンティーノ文化祭が催され、音楽と踊りなどのパフォーマンスが開催され、観光客であふれ返る。 グアナファトから車で1時間30分の場所にあるサンミゲル・デ・アジェンデは、鉱山で使う製品や工芸品を作る職人が集まり、18世紀に手工業で栄えた街だ。ソカロ(中央広場)にある絵ハガキから想像で造られたパロキア教会を中心として、れんが色の建物が石畳の道に連なっている。 そこに建ち並ぶのは、陶器やインテリア雑貨、アクセサリーを扱うお洒落な店の数々。コーヒーやお菓子を供するオーガニックや古民家風のカフェもある。元来のコロニアル建築をモダンに改築したデザインホテルも多く、レストランでは有名シェフによるフュージョンスタイルのモダンメキシコ料理が味わえる。美的感覚に優れたメキシコの街の中でもハイセンスで抜きん出ており、注目度が急上昇中だ。 その証拠に、富裕層向け米旅行誌の「コンデナスト・トラベラー」「トラベル&レジャー」をはじめ、欧米メディアによる観光地ランキング上位の常連となっている。美しい街並みや独自の文化に加え、治安や気候の良さに惹かれて移り住む人も多い。最近では、サンミゲル・デ・アジェンデの郊外にブティックワイナリーと呼ばれる個性的な家族経営のワイナリーが増えており、メキシコならではの香り豊かなワインを味わいに立ち寄るのもいい。 また、サンミゲル・デ・アジェンデとグアナファトの間にあるドローレス・イダルゴの街は、ミゲル・イダルゴ神父が1810年9月15日の夜に「ドローレスの叫び」といわれる蜂起の演説を行った独立運動発祥の地。イダルゴ神父像のあるソカロにはジェラート屋台が並び、観光客のお目当てとなっている。 サンミゲル・デ・アジェンデの街とともに世界遺産に登録されているアトトニルコの教会群も、街から車で30分ほどでアクセスできるので、足を延ばしてみたい。富裕層注目のハイセンス都市メキシコシティ大西洋太平洋グアナファトサンミゲル・デ・アジェンデ[PR]