ブックタイトルMEXICO180618

ページ
3/6

このページは MEXICO180618 の電子ブックに掲載されている3ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

MEXICO180618

Guanajuato & San グアナファト & サンミゲル・デ・アジェンデ 中央高原の北部にあるグアナファトはカラフルな建物が連なり、どこを切り取っても絵になる街だ。18世紀初めまで世界の銀の4分の1を産出し、当時のメキシコで最も豊かな街といわれるまでになった。街の中心にあるバロック様式のラ・コンパニア聖堂をはじめ、銀で財を成した富裕層は競って豪華な建築物を建てた。郊外のバレンシアナ鉱山近くに建つバレンシアナ聖堂では、祭壇が金箔で覆われるなど、贅の限りを尽くし、見事な装飾が施されている。 さらにグアナファトの都市構造を特徴づけるのが地下坑道だ。銀の精錬に必要だった水が流れるように造られた地下水道で、今では自動車の走る幹線道路となり、当時の姿をとどめる迷路のような道を通ることができる。 グアナファトは1810年に始まったメキシコ独立運動の舞台でもある。独立の父といわれるミゲル・イダルゴ神父率いる独立軍は、穀物倉庫に立てこもる政府軍と戦い、先住民の鉱夫ピピラの突入をきっかけに勝利した。ケーブル1 2北ルート随一の息を呑む美しさ「銀の道」北ルートの代表的なコロニアルシティがグアナファトとサンミゲル・デ・アジェンデだ。いずれも街全体が世界遺産で、銀で栄えた時代の面影を残し、フォトジェニックなスポットにあふれる。[PR]