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概要

GPR1910

NEWS&TOPICS「Smart Check-in」ゾーンに設置された自動手荷物預け機CEIV Pharmaの認証マーク管基準として世界で最も厳格とされるEU の基準をクリアしていることから、これを取得していれば、世界標準の品質の提供を担保できる。NAA にとっては、成田空港で物流の各段階を担う事業者がCEIV Pharma を取得していれば、高品質なサプライチェーンを提供できる空港であると認識されることや、空港会社としてCEIV Pharma 認証のロゴを使用することで、成田空港の品質の高さをアピールできるメリットがある。 なお、コミュニティのメンバーは、全日本空輸(2017 年10 月に独自で認証取得済み)、日本貨物航空、国際空港上屋、JAL カーゴサービス、日本通運、阪急阪神エクスプレス、日立物流バンテックフォワーディング、郵船ロジスティクス、大隅物流(順不同)。自動手荷物預け機の本格導入スタート「Smart Check-in」でファストトラベルを推進 成田空港では全てのターミナルで順次、自動手荷物預け機(Common Use Baggage Drop)を本格導入する。9月17日から第1ターミナル南ウイングで、全日本空輸が使用する10台が稼働開始。その後、第1ターミナル北ウイング、第2ターミナル、第3ターミナルに設置を拡大し、東京2020オリンピック・パラリンピックまでに、合計72台を導入する。利用できる航空会社は現時点で15社を予定しているが、順次取り扱いを拡大する。国際線の搭乗手続きに自動手荷物預け機を本格導入するのは成田空港が初めてで、第3ターミナルでは国内線でも利用できる。 自動手荷物預け機は、お客さま自身の手続きで手荷物タグを発行して手荷物を預ける。タグは空港の自動チェックイン機、または自動手荷物預け機で発行できるため、従来のように搭乗手続きカウンターに並ぶ必要がなくなり、手続き時間・待ち時間が短縮されることでファストトラベルを推進する。 各出発ロビーの主要動線上に自動チェックイン機と自動手荷物預け機を集中配置するエリアを設け、セルフサービス型の新しい搭乗手続きを行う「SmartCheck-in」ゾーンと位置づける。そこへ誘導する案内表示をリニューアルして、お客さま動線の円滑化を図るとともに、航空会社にとっては、定時運航率向上と省力化等のメリットが期待される。 成田空港で取り扱われる国際航空貨物の中でも、厳格な品質管理が求められる医薬品類の物量が年々増加するなか、NAA ではIATA(国際航空運送協会)が策定した医薬品の国際輸送に関する認証「CEIV Pharma」の取得を目指す空港コミュニティを立ち上げた。 NAA が旗振り役となって航空会社、上屋会社、フォワーダー等9 社によるコミュニティを結成、トレーニング等を合同で実施することや、IATA の海外拠点との手続きをNAA が取りまとめて実施することでコミュニティ参加社の負担を軽減し、認証取得をサポートする。 これはNAA グループの2019 ?2021 年度中期経営計画で掲げられていた、成田空港での高付加価値貨物の取り扱いを促進するための施策となる。トレーニングは10 月下旬から始まり、その後の監査、認証検査を経て、2020 年度下期での認証取得を目指している。 IATA のCEIV Pharma は、医薬品の輸送・保医薬品輸送・保管の国際品質認証取得へNAAが空港コミュニティを立ち上げ6 Oct. 2019