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概要

GPR1904

NEWS&TOPICS第2ゲート近くに新設された第3ターミナルへのバス降車場2月4日開催の四者協議会で変更を確認したA滑走路の運用時間を深夜0時まで延長10月末の冬ダイヤから実施へ 国、千葉県、空港周辺9市町、NAAの四者で構成される「成田空港に関する四者協議会」(以下、四者協議会)は2月4日、A滑走路(4000m)の運用時間の変更を、10月末の冬ダイヤから実施することを確認した。これによりA滑走路の運用時間は、これまでの午前6時?午後11時を午前6時?午前0時まで1時間延長。2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を万全の態勢で迎えるための準備を急ぐ。なお、B滑走路(2500m)の運用時間は、従来どおり午前6時?午後11時で変わらない。 A滑走路の運用時間の延長で影響を受ける近隣住宅への夜間の防音対策として、寝室への内窓設置工事を進めている。住民説明会の開催や対象世帯へのDM郵送に加え、内窓効果体験住宅のオープンなどの周知活動を通じて、1軒でも多くの方々に内窓を設置いただけるように努めるとともに、申請された住宅への工事を迅速に行っていく。また、既存の防音工事についても制度の拡充を図っている。 なお、運用時間の延長で、これまで航空機の運航がなかった時間帯に定期便が発着することに伴い、店舗の営業時間やCIQ・旅客案内サービス等の対応時間の延長、さらに深夜の時間帯の空港と都心等を繋ぐ交通アクセス(電車・バス)の確保なども必須となる。現在、これらについても関係者等との調整と準備を進めている。の増築や高度で効率的な保安検査機器の導入などを進めており、2019 年度末までには年間での旅客取扱能力がこれまでより約20%増の900 万人に拡大する。さらに、2021 年度末までに南側への増築による抜本的な能力増強も予定されている。 今回の新たな降車場の整備により、第3 ターミナルに高速バスでアクセスするお客さまの利便性向上が図られた。 成田空港第3 ターミナルへの高速バス(高速道路を経由する路線バス)でのアクセスが、新たな専用の降車場を3 月28 日にオープンしたことで、以前より約10 分短縮されて便利になった。 東京駅など都心方面から成田空港に到着する高速バスは、第3 ターミナルに近い第2 ゲートから空港エリアに入るものの、道路形状等の関係から、第3 ターミナルの前を通過し、第2 ターミナル→第1ターミナル→第3 ターミナルの順で停車していた。これを道順どおりに停車できるようにするため、第2 ゲート付近に高速バス専用の降車場を新設し、第3 ターミナル→第2 ターミナル→第1 ターミナルの順で停車するルートが実現した。 第3 ターミナルはLCC の拠点化を図る専用ターミナルとして2015 年4 月にオープンし、航空会社5 社が利用しているが、利用者数は順調に増加して2018 年は約750 万人に達し、今後もさらなる増加が見込まれている。これに対応するため、到着ロビー第3ターミナルへのバスアクセスが便利に降車場の新設で道順に合わせた停車を実現6 Apr. 2019