ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

GPR1904

第2ターミナル本館2階中央南側では全長27mで映像を投影(画像は「ねぶた祭り」のイメージ) 成田空港は訪日歓迎ムードをさらに盛り立てながら、日本らしさを表現する“おもてなしの心”で海外からをはじめとするお客さまをお迎えしようと、第1・第2ターミナルの大規模な改修で施設のバリューアップを図っている。その一環として、到着コンコースの長く延びる空間を活用し、プロジェクターや液晶ディスプレイにより日本ならではの観光の魅力と体験をふんだんに盛り込んだ映像を写し出すダイナミックな空間演出が3月1日からスタートした。 空間演出は、第1ターミナルは到着コンコースの4カ所(第1サテライト4階、第2サテライト4階、第3サテライト4階、南ウイング2階/第5サテライト到着ルート)、第2ターミナルは到着コンコースの5カ所(本館2階の北側・南側それぞれ1カ所、中央の入国審査場前の3カ所)。映像は、基本的には天井から吊り下げたプロジェクターで壁面に投影。昼間に外光が入って映像が見えにくい第1ターミナルの3カ所では、液晶モニターを使って投影している。計35台のプロジェクターと、計68台の80インチの液晶モニターを使用し、投影される部分の総延長は200mを超える。到着コンコースの長い壁面を効果的に利用し、お客さまの目を引く演出を施している。日本の魅力を効果的に紹介 使用している動画は、日本政府観光局(以下、JNTO)が訪日促進キャンペーン用に作成した「海外旅行者の7つのパッション」に対応した7つの動画コンテンツ(Nature〔自然〕、Tradition〔伝統文化、遺跡等〕、Art〔美術〕、Cities〔都市〕、Cuisine〔食〕、Outdoors〔アクティビティ〕、Relaxation〔温泉、リゾート〕)を使用。さらに、今回の投影システムを提供するパナソニックシステムソリューションズジャパン(以下、パナソニック社)が独自に撮影・作成した4つの動画を使用し、合計11の動画を使用している。これらの動画は、観光資源の4要素である“自然”“気候”“文化”“食”をすべて備えた日本の魅力を効果的に紹介するよ空間演出で海外からのお客さまをお迎え日本らしい映像でおもてなしラグビーワールドカップ2019や東京2020オリンピック・パラリンピック開催を控え、海外からのお客さまはさらに増加が見込まれる。成田空港は、お客さま満足度の向上のため、日本の魅力発信やターミナル内の空間演出を強化し、これから始まる旅の期待感や高揚感を高めていただける魅力的な空間を提供する。2 Apr. 2019 ZOOM UP! 1