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概要

GPR1810

閉会式翌日に一斉に帰国する選手・関係者に対応するため臨時ターミナルも整備する臨時ターミナルイメージ臨時ターミナル第2ターミナル航空会社用第2ターミナル第1ターミナル臨時ターミナル第1ターミナル航空会社用臨時手荷物集積所 NAAは2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を成田空港のさらなる飛躍・発展への大きなチャンスと捉えている。そして、将来を見据えた機能強化やさらなる利便性・快適性の向上につなげることを目指して、このほどNAAとして大会に向けた基本方針と具体的な取り組み計画を取りまとめた。 基本方針の主なポイントは、①「安全・安定運用の徹底」、②選手・関係者の安全確保やスムーズな移動の実現、③ユニバーサルデザインのさらなる充実、④おもてなしの心でお迎え――の4点を挙げている。この基本方針に基づいて、国や組織委員会、空港内事業者など関係機関と連携しながら、大会を万全の態勢で迎えるため、それぞれの取り組みを着実に進めていく。 オリンピックは2020年7月24日~8月9日の日程で33競技を、パラリンピックは8月25日~9月6日の日程で22競技が展開される。大会開催期間中とその前後には多数の選手や関係者そして観客が成田空港を利用することに加え、夏季繁忙期と重なるため、通常時を上回るお客さまの利用が想定されている。 これらのすべてのお客さまに安心して空港をご利用いただけるよう、安全・安定運用の徹底を図るため、NAAは保安検査体制を強化する。具体的には、非金属製の異物も検知可能なボディスキャナー(計22台を設置済み)に加えて、爆発物を自動的に検知する機能を有し、3D映像で全方向からモニター確認が可能なCT(コンピュータ断層撮影)型のX線検査装置を新たに設置する。2019年度末までに、第1ターミナル北ウイングに1台、南ウイングに2台、第2ターミナルに3台、第3ターミナルに1台の計7台を導入する予定である。 また、関係機関と連携したテロ等に対する体制構築や、混雑時における選手・関係者動線の確保など警備体制の強化を図る。さらに、第1・第2ターミナルの保安検査場を拡張するとともに、最新の空港の安全・安定運用へ基本計画等策定東京オリンピック・パラリンピックまであと2年世界中のアスリートや関係者等が来日する2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催まで、残すところあと2年足らず。日本の表玄関として多くの皆さまを安全かつ円滑に受け入れ、そして送り出す重責を担う成田空港は、関係機関が一丸となって大会に向けた準備を進めている。セキュリティー強化を大きな柱に4 Oct. 2018 ZOOM UP! 2