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概要

GPR1810

1 BOTTEGA VENETA 2 Fa-So-La TAX FREE ASAKUSAアネックス 3 改造社書店 4 Ploom Shop 5 CHANEL FRAGRANCE &BEAUTY NORTH 6 スターバックス コーヒー7 GUCCI(南ウイング) 8 こめらく 9 GUCCI(北ウイング)10 Fa-So-La TAX FREE AKIHABARA アネックス 11 IPPUDO12 三本亭 13 すし京辰 北ウイング店 14 マツモトキヨシ15 FaSoLa STARS DUTY FREE 16 FaSoLa STARS TAXFREE 17セブン-イレブンマツモトキヨシ(上)とセブン-イレブン(下)は、出国手続き※繊研新聞を基に作成 後エリアには初出店●新規オープン店舗●全国主要SC売上高ランキング(2017年度)順位施設名売上高(百万円)1 成田国際空港124,6992 ラゾーナ川崎プラザ94,6003 御殿場プレミアム・アウトレット91,0004 ららぽーとTOKYO-BAY 78,5005 ルクア大阪72,8006 ジョイナス(髙島屋除く) 62,8267 神戸三田プレミアム・アウトレット53,9008 ららぽーとエキスポシティ53,2009 三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島52,50010 軽井沢・プリンスショッピングプラザ51,26119513 871012 1114 15 16 174 263南ウィング 北ウィング中央ビルBAO ISSEY MIYAKE」「Onitsuka Tiger」など海外でも知名度の高いブランドを扱うほか、世界でここでしか買えない最高級のポッキーの限定販売や、GINZA SIXに次ぐ2号店となる石屋製菓の「ISHIYA GINZA」など話題性の高い店舗も揃えた。また、中国系のお客さまに人気のドラッグストア「マツモトキヨシ」が国際空港出国手続き後エリアに初めて出店したほか、コンビニエンスストアの「セブン-イレブン」も出店。免税店では「GUCCI」「CHANEL FRAGRANCE & BEAUTY」のほか「BOTTEGA VENETA」など時流を捉えたラグジュアリーブランドも加わった。 今回のリニューアルは、構想からオープンまで2年半をかけた。お客さまに不便のないよう、動線やゆっくりくつろげるスペースを確保しながら、新たな店舗スペースを創出。シーティングスペースは座席数をリニューアル前と同等数確保するとともに、家具メーカーとコラボレーションするなどの工夫を凝らした。 リニューアルによって新しい商業空間が作られたことで、中央ビルには南と北のそれぞれのウイングからお客さまが訪れるようになるなど回遊性が生まれ、ターミナル全体の活性化にもつながった。「新たな商業空間ができたことで、お客さまからも驚きと喜びの声が聞かれるようになり、売り上げも順調に推移しています」(秋庭氏)。 また今回も含め、多種多様なブランドが揃った背景の1つとして、商業空間としての成田空港の魅力が広く認知されてきていることがある。繊研新聞社が毎年実施する「全国主要SC(ショッピングセンター)売上高ランキング」調査では2017年度も成田空港が1位と、2013年から5年連続でのトップ。成田空港の商業空間に対するテナント側の期待や評価も高い。 今後も、店舗面積の拡大や商環境のリニューアルに合わせて、店舗のオペレーションや品揃えの改善などの取り組みを強化していく。「空港は市中の店舗や商業施設とはお客さまの動きや必要とされる商品・サービスが異なる部分も多いので、特に新たにオープンした店舗は、品揃えを地道に調整していき、お客さまへのサービスの充実を図っていくことがポイントです」(大島氏)。 さらに最近では、売上高や購買単価の動向を牽引している中国系のお客さまの購買傾向も変化している。お客さまの裾野の広がりやリピーターの増加もあって、かつての“爆買い”から多種多様な買い方が見られるようになると同時に、Alipay(アリペイ)やWeChat Pay(ウィーチャットペイ)による電子決済が増加。人気の食品カテゴリーでも、定番の商品やブランドだけではなく空港初となるブランドも積極的に取り扱うなど、店舗ごとに売り場の鮮度を保つ工夫をしている。 販促活動では、ウェブサイトでのPRのほか、日本ではFacebook、中国系はWeChat、台湾はインフルエンサーの活用など、客層に合わせてSNSを利用した情報発信も続けている。リテール営業部では、さまざまなニーズに対応し、魅力的な商業空間を提供することでお客さまに成田空港を選んでいただき、さらにはリピーターになっていただくことでリテール事業の強化につなげていく。 また、今後も各ターミナルでは、常に鮮度のある店舗への入れ替えも適宜実施するなど、魅力ある商業空間の創出への努力を重ね、常に新しい環境を提供していく。ターミナル全体の活性化にも魅力ある商業空間になるためにOct. 2018 3