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概要

GPR1808

1 23成田国際空港株式会社広報部No.186 隔月刊『GREEN PORT REPORT』 〒282-8601 成田市成田国際空港内NAAビル FAX?0476-34-5030 Mail?kouhou@naa.jp URL?https://www.naa.jp/八はっかく角浩ひろこ子さん株式会社ポピンズNAA保育ルーム「たんぽぽ」施設長空港を支えるTalentプロフェッショナルPerson of子どもたちの日々の成長が心の糧1 伝達事項に漏れがないよう注意を払う 2 保育士さんたちのシフト管理も重要な仕事 3 教育と保育を融合したエデュケアでお子さんそれぞれの個性を尊重する2ターミナルに直結しているP2駐車場ビル南棟1階からは、かわいらしい子どもたちの声が響く。NAA保育ルーム「たんぽぽ」は全国で210カ所の保育所を展開するポピンズが運営している。国内の空港内施設としては初めて2004年4月に設置された保育施設。今年4月には施設をこれまでの約2倍の広さにリニューアルし、0歳児から5歳児まで約70人の空港従業員のお子さんを預かる。施設は年中無休で、最長朝7時から夜9時まで預けられるため、さまざまなシフトで勤務しているパパ・ママたちにとってありがたい存在だ。 施設長を務める八角浩子さんは、約30人のスタッフを管理する傍ら、保育士として大切なお子さんに気を配る。 空港内の保育所ならではの特徴は、ターミナル内で開催されるイベントなどに招いていただけること。「七夕やハロウィン、クリスマスなどのイベントに参加でき、お子さんたちも大喜びです」。イベントを楽しむ子どもたちの光景は空港を利用するお客さまにも、心が和む瞬間である。 園庭からは世界各地の航空機が見えることに加え、園児の中には海外経験のあるお子さんや、外国人のお子さんもいるなど国際色豊かな環境を活かし、多文化理解教育にも力を入れている。毎月特定の国をテーマに選び、その国の食事やおやつを楽しんだり、言葉や音楽を聴いたりして文化の一端に触れる。 この仕事のやりがいは、お子さんの日々の成長を目の当たりにすること。「昨日までできなかったことが、今日はできるようになったりと、私たちは日々の変化がうれしく、元気をもらえます」。 子どもたちは小さいけれど、それぞれの個性がある。「こちらから何かを押し付けたりせず、自分で選択する機会を設けるなど、自主性と意思を尊重するような教育を心がけています」。 何かあれば、職場からすぐにお子さんの様子を見に行ける安心の環境と、八角さんらプロの保育士のきめ細かな心配りが、空港で働くスタッフとしてのパパ・ママたちを支える大きな柱になっている。第国際色溢れる環境も活かす