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概要

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左/イトーキのスペースは「明日の働く」を具現化(第2サテライト2階) 右/ Knollのスペースは快適に過ごせる上質な空間を実現(中央ビル新館3階) 成田空港では現在、第1ターミナル出国審査後エリアの商環境施設のリニューアルを進めているが、同エリアでは、お客さまが便利で快適にお過ごしいただける空間の創出にも取り組んでいる。具体的には、ターミナル内にあるシーティングスペースの一部について、家具メーカーからの提供を受けて、同スペースの価値向上を図ることとしている。現在は、第1ターミナル中央ビル新館3階の中央部と26・27番ゲートラウンジ、および第2サテライトの2階・3階の計4カ所で順次整備を進めている。このうち3月5日に第2サテライトの2階スペースが、4月6日には中央ビル新館3階・第2サテライト3階がオープンした。残る26・27番のゲートラウンジは、エリア全体の内装リニューアルに合わせ8月のオープンを予定している。 今回の家具メーカーとのコラボレーションでは、その選定にあたり、参加企業の経営理念や取り組み、家具の機能性やメンテナンスのしやすさ、デザイン性、多様性の観点から検討を進めた。「“NAAと協賛家具メーカー”により、シーティングエリアの価値向上を目的としながら、相互メリットとなるよう事前に現状課題や改修コンセプトを提供し、メーカーの要望も受け入れるなど、協同で検討してきました」(CS推進部営業企画推進室マネージャー松本健二氏)。 それぞれのスペースに導入された家具は、既製品のほか今回のために開発されたものもある。メーカー側は、成田空港を一大ショーケースとして活用することにより、多様なお客さまが、実際に家具を見て・触れて・体感することで、快適に過ごしていただくと同時に、後の購買にもつなげていければと期待を寄せている。 NAAは、中期経営計画の中で、「快適さや楽しさを感じられるサービスの提供」を目標のひとつに掲げている。ご搭乗までの時間をリラックスしてお過ごしいただけるためのバリエーションに富んだシートの導入や、電源を気にせずにパソコンや携帯電話等をご利用いただける電源付きシートや電源バーを設置してきたが、今回のシーティングスペースもこの目標を実現する取り組みのひとつである。今後も一層のサービス向上に向けて積極的に取り快適なデザイン空間を家具メーカーと演出革新的シーティングスペースが誕生家具メーカーとのコラボレーションによって、お客さまの多様なニーズに対応し、さらにデザイン性の高い家具の導入で快適かつ魅力的なシーティングスペースが誕生した。空間価値の向上で相互に連携4 GREEN PORT REPORT April 2018 ZOOM UP! 2