ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

Education181210

2 73 84 95 101 6●上位の訪問先●実施校数と参加生徒数●旅行日数(年度)(万人)850 157508000 01413(校)12 13 14 15 16台湾26241,878シンガポール14219,286ニュージーランド243,541ベトナム365,996カナダ506,962米国本土678,611ハワイ7811,435マレーシア10014,864グアム10216,056オーストラリア12718,254実施校数の多い順に東京(77校・1万3552人)、大阪(68校・1万7317人)、静岡(42校・6740人)、広島(42校・4883人)、福岡(42校・8659人)、兵庫(40校・8424人)、京都(37校・6703人)、埼玉(36校・1万4452人)、神奈川(35校・7603人)、愛知(35校・4018人)がベスト10となっている。 海外修学旅行の実施時期は、10月・11月・12月が圧倒的に多く、全体の54.1%を占める。また公立高校の場合は2月・3月の実施は6.6%に過ぎないが、私立高校では21.0%と比較的多くの学校が実施している。地域差も明確で、関東や近畿では多寡はあるものの比較的まんべんなく実施されているのに対し、北海道は実施全体の約9割が集中する10月・11月・12月と、2月・3月以外は1件も実施されていないのが特徴だ。 旅行日数は公立と私立で大きく異なる。公立は4日間と5日間で約8割を占め、7日間以上は5%に満たず10日間以上は1%のみ。これに対し、私立では5日間と6日間で約55%で、7日間以上が約3割を占め、10日間以上も12.4%を占めている。 日数の違いもあって旅行費用も公立と私立は大きく異なる。公立では9万円以上13万円未満が50%で、14万円以上が34.7%となるが、私立では15万円以上が65.6%となっている。 方面別の旅行費用に関しては、公立・私立とも人気の高い行き先であるオーストラリアで比較すると、公立は平均旅行日数が6.3日で費用は平均20万3966円。一方の私立は日数が8.0日で費用は平均29万4035円。日数で1.7日、費用で9万円の開きがある。 なお全修協では、17年度の海外修学旅行実施基準についても調査しており、それによると実施方面に関しては制限のない都道府県が多いが、福島や群馬、石川、佐賀、熊本などは近隣アジア諸国を指定している。このほか、横浜市のようにニューヨーク、マレーシアと具体的に限定しているケースもある。日数は4泊5日以内あるいは5泊6日以内が大部分を占める。 また、旅行費用は「必要最小限とする」あるいは「保護者の過重負担に配慮」とする自治体が多いが、具体的に費用を限定するケースもある。費用を限定しているなかでは、8万?9万円とするのが最も金額が低く、金額が多い例では宮城の15万5000円、千葉の13万円といった例もある。公立と私立での違い資料:全国修学旅行研究協会「全国公私立高等学校の海外修学旅行実施状況」(16年度)3日以下公立私立3日以下4日4日5日5日6日6日7日7日8日8日9日以上9日以上827134,176 134,007137,6461.2% 0.3%11.6%31.4%23.8%13.0%5.1%14.5%43.8%39.2%11.3%1.5%1.7%1.2%138,097810 145,944813790842海外教育旅行ガイド 2019 5