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概要

Education181210

1 上海の中心部は近代化が進む 2 兵馬俑。中国では近代化を感じられる一方で、深い歴史も知ることができる 3 東洋の斜塔ともいわれる蘇州の雲岩寺塔 4 蘇州の中国庭園で歴史文化を体感する 5 本場の中国料理を味わうのも魅力上海・蘇州モデルコース上海と蘇州を巡り、近代化の熱気を感じるとともに、深い歴史の一端を味わう。学校との交流や文化体験を交えることで、メリハリのある充実した4日間に。での教育旅行需要の増加を通じて、青少年交流の拡大を目指す動きの一環と位置付けられる。世界各国の観光代表処を通じて教育旅行デスティネーションとしての中国の魅力をアピールしていくという。 中国駐東京観光代表処では、中国修学旅行協会が中国語で作成するホームページやパンフレットなどの情報を日本市場に向けて発信していく。あわせて、旅行会社などと協力して中国への修学旅行需要の創出と拡大を図っていく意向だ。 王首席代表は「中国修学旅行協会を中核とする観光代表処ネットワークを世界規模で構築し、受け側と送り側の相互協力によって修学旅行市場の開発を目指す」と意気込む。 日本では中国駐東京観光代表処が中心となって、ホームページの開設やパンフレットの制作を通じて、日本語で情報を発信することになる。「日本からの修学旅行需要の回復を図るというよりも、新たな修学旅行需要を創り出すつもりで、積極的に取り組んでいきたい」(王首席代表) 中国駐東京観光代表処は今年から、日本での新たなマーケティング戦略として、「大自然」「癒やし」「三国志」「西遊記」「古文明」という5つのテーマで中国国内のエリアを分割し、従来の中国旅行商品よりも奥行きのあるコンテンツを活用した深堀り商品の開発を促している。 王首席代表は、「悠久の歴史を誇る中国には、数多くの貴重な歴史遺産が残されており、『三国志』『西遊記』などのストーリーと関連付けることで数々の歴史的な舞台で学習することもできる」と指摘する。 万里の長城や兵馬俑坑といった世界遺産に登録されている遺跡だけでなく、歴史的に重要性の高い名所旧跡が国内各地に点在している。日本人にもなじみの深い歴史の舞台を実際に体験できるのが、中国への修学旅行ならではの醍醐味である。 一方で、08年の北京オリンピックや10年の上海万博など、世界的なメガイベントを成功させてきた近代国家としてのエネルギーを放出する都市部もある。「世界経済を牽引するまでになった中国の今を体感できる国際的な社会学習の場ともなる」(王首席代表) 10月に日中韓観光大臣会合が開催された蘇州や杭州、南京など、江南地域を周遊する拠点ともなる上海は、中国経済の先端を行く活気を目の当たりにできる修学旅行デスティネーションとしてもあらためて注目に値する存在だ。 王首席代表は、「古くから港湾都市として海運流通を支えてきた国際都市・上海で現代中国の凄まじいまでのエネルギーを感じた後、車で2時間圏内の庭園都市・蘇州で世界遺産の蘇州古典園林や寒山寺などの名所を訪れたり、国際的な観光地である西湖のある杭州では、お茶やシルクといった伝統産業の体験学習も可能」と語る。日本からの直行便も数多く運航される江南地域の持つポテンシャルの大きさをあらためて訴えている。中国駐東京観光代表処E-mail:cnta.tokyo@gmail.com都市時間内容1日目東京等午前空路で上海へ上海午後市内を見学(豫園、外灘、上海博物館、上海動物園、新天地、東方明珠塔など名所を巡る)2日目上海午前選択別のプログラムを体験(太極拳、書道、水墨画、切り絵、陶器、餃子作り等)午後現地学校との交流3日目蘇州終日市内見学(蘇州古典園林、寒山寺、拙政園、虎丘などを見学)4日目上海午前市内を自由散策東京等午後空路で帰路可能性秘める江南3 45[PR]