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概要

Education181210

お問い合わせクイーンズランド州政府観光局TEL:03-5404-7141 URL:www.queensland.com英語漬けと受け入れ環境、大自然が魅力07年から続くケアンズ英語研修1 独自の自然が広がるミコマス・ケイ 2 本場の英語にどっぷり漬かるホームステイ 3 多文化との触れ合いもオーストラリアならでは 1日目夜関西空港出発2日目早朝ケアンズ着。ケアンズ市内からアサートンへ移動しファームステイ開始3日目終日ファームステイ4日目終日アサートンからケアンズ市内へ移動。ホストファミリーと対面し、各家庭へ5日目午前語学学校でオリエンテーションと英語研修午後現地校との交流6日目午前英語研修午後職業訓練校の見学と植物園見学7日目午前英語研修午後レインフォレステーション8・9日目午前英語研修午後現地校との交流10・11日目終日ファミリーと休日を過ごす12日目午前英語研修午後現地校との交流13日目終日グレートバリアリーフのミコマス・ケイへ14日目終日フェアウェルパーティー15日目午前ホストファミリーとのお別れを済ませ、空港夕方関西空港着、解散[日程]1 23 関西大学第一中学校は07年から10年以上にわたり3年生対象の海外英語研修をクイーンズランド州ケアンズで行っている。治安や大自然、学習環境といった教育旅行を充実させる要素が総合的に整っていることが選定理由となっている。 関西大学第一中学校は1994年からオーストラリアでの海外研修を実施してきたが、新たな目的地を探すことになり、いくつかの候補地をピックアップした。複数の候補地からケアンズを選んだのはまず、大阪からの直行便があり、時差が1時間で所要時間も7時間半と短く、なおかつ気候が温暖という、総合的に見た環境条件が優れていたからだったという。 もちろんこれだけではない。研修先の選定にかかわった大西隆先生は「大きかったのはミコマス・ケイの存在だった」と自然が魅力的に映った点を強調する。サンゴの欠片が堆積したミコマス・ケイには人工物はほとんどなく、「生徒たちには、日本にはない環境と場所に身を置き、何かを感じる体験をしてもらいたかった」という。大陸本土側では世界遺産の熱帯雨林に触れる機会も作れることから、一度の研修で海と陸の2つの世界遺産を体験できる点もケアンズならではの魅力だった。 決め手となったのは学習環境。ポイントは生徒たちをどれだけ英語漬けにできるか。海外研修は例年、14泊のうちホームステイ11泊、ファームステイ2泊となる。語学学校では生徒同士で日本語を話してしまうため、ホーム・ファームステイで強制的に英語環境に置かせる。語学に親しんでもらう狙いもあり、ダブルステイが原則だが、大西先生は「高校でシングルステイ、大学は留学とステップアップするきっかけにしてほしい」と狙いを語る。 海外研修には例年、希望者約40人が参加して実施するが、この人数を安定的に受け入れられるステイ先を確保できることも研修先選定の重要な条件。その点、ケアンズは受け入れ家庭の供給に関しても不安がなかったという。 生徒たちは研修旅行で大きな刺激を受けていると、大西先生は長年の実感を語る。「自然と向き合う体験は自然環境について考え始める出発点なっているし、そのきっかけを与えるために専門家の説明も聞かせている。現地家庭での英語漬けの生活は大変な面もあるが、結果的に英語に対する自信になったり英語学習の意欲向上につながったりしている」。研修先を変更せず、クイーンズランドを選び続けるのには、このような確かな手応えがあるからでもある。[PR]