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概要

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現地の日本企業訪問も選択肢。グローバルな働き方に興味を持つきっかけにも 学校間交流ではタイの同世代と同じ教室で学んだり、タイ料理作りに挑戦するなど、多彩なプログラムが実施されている。タイ国政府観光庁(TAT)は教育旅行を促進するため各種サポートを行っており、ガイドブックや地図といった資料の提供、学校交流先の紹介に加え、日程調整がつけばTAT職員が事前オリエンテーションもしてくれる。旅行会社セールススタッフ対象の勉強会のほか、大学生向けに日本の観光庁との協力に基づくインターンシッププログラムも実施している。 企業訪問に関しては、各県の企業や県人会などと連携して手配するのが一番の近道。同郷の先輩から話を聞く機会は貴重な体験になるはずだ。 国際間の学校交流を重視する旭川大学高等学校は、交流を前提にチェンマイの私立学校ダーラーアカデミーと姉妹校提携を締結した。「生徒たちが社会人として活躍する頃はアジアの時代。なかでもタイの発展を見込んでダーラーアカデミーを交流相手に選んだ」としている。 東京学芸大附属高校は日本語を学ぶ大学生の案内によるバンコク街歩き体験に特に満足したという。「海外体験が初めてという生徒もいるなかで、外国の同世代と直接コミュニケーションできたことは、貴重な体験になった」と教育効果を実感している。SDGsの関心高めるアクティビティーを満喫する タイの地方部には自然と共生する昔ながらの生活を営む人々が残る。そうした暮らしぶりをホームステイを通じて体験し、エコやSDGs に関する考えを深める場として活用することも可能だ。たとえば、チェンマイ郊外の山岳地帯にあるメー・カンポン村は、村が一丸となってエコツーリズムに取り組んでおり、ホームステイできる民家も30軒以上ある。 このほか、サムットソンクラームのバーン・リムクローン・ホームステイ・コミュニティセンターや、スコータイのバーン・ナートンチャン村でのホームステイもおすすめ。あるいは、スコータイ空港有機農場プロジェクトへの参加や、チェンマイ郊外のメー・グラン・ルアン村で提供している農業体験もいい。クラビのバーン・アオ・ナム・コミュニティーでは、ランの苗を植える体験も提供している。 タイの代表的アクティビティーの1つはなんといってもゾウとの触れ合いだ。アユタヤのエレファント・パレスやチェンマイのエレファント・キャンプでは、象に乗ったり、象使いの仕事を学ぶことを通してタイの人々とゾウとの関わり合いを知ることができる。 プーケットでは、ウオーターアクティビティーが豊富にあり、アグリカルチャー・ヴィレッジでカヤックに乗って村内を見学できる体験もユニーク。プーケット南部のローン島にあるラワイ・ツーリズム・ビレッジでは漁業用の伝統のロングボートでクルージングもできる。これらはチームビルディングの目的でも活用できる。 タイ発祥のムエタイ(キックボクシング)はジムで幅広く体験教室が開かれているし、ヨガに似たタイ式健康法のルーシーダットンや、タイ古式マッサージの極意を習ってもいいだろう。同世代や日本企業と交流タイ国政府観光庁(TAT)●東京事務所TEL03-3218-0355 info@tattky.com ●大阪事務所TEL06-6543-6654 info@tatosa.com●福岡事務所TEL092-260-9308 info@tatfuk.com ● URLwww.thailandtravel.or.jp[PR]