ブックタイトルDubai_2018

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概要

Dubai_2018

大規模な航空ショーからI T関連の会議まで、さまざまなタイプのビジネスミーティングが毎日のように開催されているドバイ。あらゆるケースに対応可能な施設を備え、世界中から訪問者を受け入れている。施設のバリエーション、数ともに豊富 ドバイは、ヨーロッパ、アジア、アフリカを結ぶルートの中間地点にあり、世界各国から参加者が集まる国際会議の開催地として、大きな利点をもっている。 そのため、コンベンション施設の開発を積極的に促進し、数多くの会議の招致に実績をあげている。 ドバイのコンベンション施設は、「ドバイ・インターナショナル・コンベンション・アンド・エキシビションセンター」を代表とする大規模なホールだけでなく、中規模の会議に利用できるものも多く、目的に合わせた選択が可能だ。また、ホテルのミーティング、バンケットルームの充実度も見逃せない。3つのホテルを擁するリゾートエリア「マディナ・ジュメイラ」は、1000人収容の円形劇場まで備えている。現在も新たなホテル建設が続いており、さまざまな会議、イベントに舞台を提供していくことだろう。 ミーティングの場としてのドバイの利点は、施設の数だけではない。多くのコンベンションを経験しているドバイでは、質の高いビジネスサポートでも定評がある。例えばドバイにおけるMICEの専門機関である「ドバイ・ビジネス・イベンツ(DBE)」では、会議場の手配から始まり、通訳や宣伝に至るまで、サポートを行っている。 ドバイの市内交通機関は、タクシーが便利だ。主要ホテル前で待機しているため、コンベンション施設へのアクセスで苦労することはほとんどない。また、主要施設までのシャトルサービスを行っているホテルもある。宿泊施設の豪華さが魅力 ミーティング、コンベンション会場として、ホテルが充実していることも大事なポイントだ。特級クラスのホテルが揃い、バリエーション豊かなレストラン、会議の疲れや緊張をほぐしてくれるスパなどの施設も備え、滞在中快適に過ごすことができる。ミーティング後には、ゴルフ、ショッピングや砂漠ツアーといった、他では体験できない楽しみがあり、ドバイでのミーティングを望む人も増えている。 年間を通じて晴天に恵まれ、治安も良いドバイは、新たなビジネスチャンスをつかむのに、まさにふさわしいディスティネーションと言える。1. ダウンタウンエリアではさまざまな野外イベントが催される2. グランド・ハイアットの会議施設はIMF総会でも使用。3000人が収容可能3. バトー・ドバイではオリエント・エクスプレスで腕を振るったシェフの料理を4. アル・サハラ・デザート・リゾートの円形劇場5. 食事をしながらショーが楽しめるザビール・サライのマンハッタンシアター6. ダウ船内での食事は豪華なビュッフェスタイル7. シアタータイプの施設もある8. 右側の建物がマディナ・ジュメイラのコンベンションホール1 日系企業がドバイを訪問する時におのずと関心が集まるのが、UAEの外資企業誘致プロジェクトの一環であるフリーゾーン(経済特区)だ。UAEで会社を設立するには、原則51%以上の現地資本の参加が必要だが、フリーゾーンに限り外資100%の会社設立が可能。UAE会社法の枠外で各首長国の法令にもとづき設立され、法人税・所得税50年間免除、ローカル・スポンサー不要などさまざまな優遇制度を持つため、外国企業の立地に適している。このシステムが海外企業の進出を促し、ドバイの急速な経済発展を支えてきた。ドバイ経済発展の象徴・フリーゾーンを知る 6000を超える国内企業が進出しているジュベル・アリ・フリーゾーンが有名。ほかにも、航空貨物系のドバイ・エアポート・フリーゾーン、I T産業系のドバイ・インターネット・シティ、メディア産業系のドバイ・メディア・シティ、健康医療系のヘルスケア・シティ、金融系のドバイ・インターナショナル・ファイナンシャル・センター(DIFC)など多岐にわたる分野のフリーゾーンがある。※詳細は http://www.jetro.go.jp(JETRO)I C Eインセンティブからコンベンションまで上質の施設を提供M8