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概要

40_1964-2003

京畿道のを楽しむ水原と二東は、京畿道だけでなく韓国を代表する牛カルビの名所だ。水原カルビは国内有数の食肉市場をバックに、肉のプロたちに鍛え上げられ、二東カルビは、軍事境界線周辺に駐屯する軍人たちの回コミで発展した。両カルビの食べ比べを旅の目的にしてみるのも京畿道ならではの楽しみ方といえるだろう。ゴマ油と塩ベースのタレが特徴スウォン水原カルビ水原カルビは、牛カルビの代名詞と言われるほど全国的に有名な焼肉料理。水原の中心部には、戦前から有名な食肉卸売市場があり、1940年代、そこで仕入れた牛肉を独特のタレで安く食べさせる店が評判になったのが始まりと言われる。牛肉のプロたちの厳しい舌によって鍛え上げられた焼肉だ。その秘密はタレにある。脂身の少ない良質な牛肉を、ゴマ油、にんにく、ねぎ、ゴマ、梨などから作ったタレに漬け込み、炭火で焼き上げる。醤油を使わず、肉汁の味を生かしてすっきりした味わいに焼き上がるのが特徴で、ゴマ油の香ばしさと、梨のほのかな甘さが肉の味を引き立てる。現在、水原市内では30店以上の専門店が味を競っており、毎年10月には、華城文化祭の一環として「水原ヤンニョムカルビ祭り」が開催されている。おかずがたくくのも、味とボリュームが人気の秘密二東カルビ京畿道北部の抱川市にある二東カルビ村は、数百軒のカルビ専門店が集まる韓国最大のカルビタウンだ。軍事境界線に近く軍事施設が多い土地柄、昔から休暇の軍人が食べに来ることが多く、その旨さがロコミで全国に広がった。長年準戦争状態が続いた韓国で、激務に耐える兵隊たちのために、地元のおばさんたちが少しでもおいしく、たくさん食べさせようと創意工夫を凝らしてきた。他地方のカルビが大きめの肉2個程度を1人前としているのに対し、小さめの肉10個程度を1人前とするボリュームが人気の秘密。タレの味は店によって異なり、醤油と水飴ベースの甘辛いタレ、ゴマ油ベースのさっぱりしたタレなどさまざまな工夫を凝らし、各店がしのぎを削っている。巨大な肉をハサミで切ってくれる水原カルビ韓国旅行の大きな楽しみのひとつが、″食″。京畿道は韓国でも有数の食の宝庫だが、中でも、ぜひ味わいたいのが牛カルビだ。京畿道には水原と二東という、「カルビの代名詞」とまで言われる焼肉の名所があり、それぞれ特徴ある味わいが楽しめる。また、利川は国内届指の米の産地で、レベルの高い韓定食を提供している。醤油ベースのタレが多く、濃いめの味付け肉は小′ゝくりだが、ポリュームはたっ´ゝくりグルメスポット京畿道ln▲京畿道カルビ対決