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概要

40_1964-2003

南北分断の歴史の舞台―“ソウルか北緯38度線付近を境に、朝鮮半島の東西248kmにわたって伸びる軍事境界線。その南北2kmは、休戦協定により武装が禁止された「非武装地帯~DMZ(DeMintarized Zone)」として、現在も国連軍と北朝鮮が24時間体制で厳しい警備を続けている。観光客が訪間できる場所は限られているが、数奇な運命をたどる分断国家の現状を目の当たりにする、貴重な体験だ。本会議場の建物の中では、軍事境界線を越えて北側に入れる緊張感みなぎる南北対立の現場バンムンジョム板門店南北分断の最前線である板門店。1953年7月27日に、朝鮮戦争の休戦協定が国連と北朝鮮の間で調印された場所で、現在は軍事停戦委員会本会議場がある。国連軍(韓国軍)と北朝鮮軍の憲兵が休戦ラインを挟んで警備しており、その緊張感は他のDMZ観光地とは比べものにならない。板門店へは、国連が指定する旅行会社のツアーでのみ訪間可能(ソウル発着、所要6~7時間)。国連の意向で急にツアーがキャンセルになることがあるので、注意が必要だ。1998年に完成した、南側の「自由の家」。ここを通って、停戦委員会本会議場の見学を行う。DATAツアーは日曜を除く毎日催行。月~金曜:大韓旅行社(Tel:02-777-6647)、板門店トラベルセンター(Tel:02-771‐ 5593)、中央高速観光(東界/Te::03-3200-2235)、土曜:国際文化サービスクラブ(Tel:02-399‐ 2698)。魅力の旅テーマDMZ・板門店観光の拠点イムジンガク臨津閣ソウルの北約50km、臨津江のほとりにある臨津閣は、民間人が自由に立ち入れる最北端の地で、昔から離散家族や北側出身者が北に残した家族や故郷を想い嘆く場所だった。現在はDMZ観光の拠点で、民間入制限区域に入る手続きを行う。周辺には分断の象徴である国鉄京義線の蒸気機関車や、朝鮮戦争当時の兵器などの展示のほか、韓国料理レストランもある。臨津閣から約400m南にある臨津江駅からは、都羅山駅への列車が1日3本発着しており、駅で手続きできる。韓国侵攻のための軍用トンネル統一への願いが集まる、臨津閣の自由の橋DATAソウル市内から自由路で約1時間。臨津閣観光案内センターTel:031-953‐ 4744http://WWW.dm2palu.COm北に家族を残してきた離散家族の思いを綴った「望郷碑」北朝鮮が韓国に侵攻するために掘ったトンネルのひとつ。地下73m、幅2m、全長1635mで、1978年、亡命者の証言などによって発見された。軍事境界線から南へ435m侵入しており、軍事境界線まで170mの地点まで歩くことができる。 トンネル内は一切撮影禁上だが、 トンネルの壁面には北から南に向けてダイナマイトを仕掛けた跡や、石炭を塗って炭坑に偽装した跡などが見られる。このほか、DMZを映像と展示で紹介する「DMZ映像館」も併設されている。北朝鮮に韓国侵攻の意図があったことを実感できる、貴重な見どころだ。ナ ム シチェサムトノル南侵第3トンネルDMZ映像館には、北朝鮮の兵器などの展示もあるDATAツアーでのみ見学可。見学時間は約1時間。トンネルヘは、徒歩または電動トロッコを利用して降りるが、電動トロッコは事前の予約が必要。臨津閣観光案内センターTel:031-953‐ 47442004年に完成した徒歩観覧路。南侵第3トンネルまでは10~ 15分程度「Ⅷ ゛ ・ ●ロ‐ ―――噸I■u劇トーーEEEE‐II風トトト麟トr. ・ ・ ・ 顧ごう■ L「¨円ド¨Lノノメ_出●由ロど餞・曇観‐― ・ ~■‐1■ |・ ‐――′」:′′|ち「Z夕|.・|″′?'´,メ缶|‐―IL予約をすれば、電動トロッコ「統一号」で地下73mへ直行できる|. 」`□●