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概要

40_1964-2003

“ソウ 蟹 魅力の旅テーマ Lヒ ▲| |世界遺産の城郭都市ヽスウォンファツン韓国に現存する朝鮮王朝時代の城では最大規模を誇る水原華城。その大きさもさることながら当時としては先進的な築城技術に、科学的かつ合理的な構造、また築城時の完壁な記録が残されている点など、ソウル■ ■■ ■韓国の城郭史上で非常に価値の高い歴史遺産だ。4く¬水原華城とは水原市の中心部に広がる華城は、城郭の総延長5,7kmに49カ所の施設を擁した広大な建築物。かつての町を取り囲む典型的な韓国の城の形を今も残し、1997年にユネスコの世界文化遺産に登録された。18世紀末、朝鮮王朝22代の正祖大王は、政争に敗れ命を絶った父、荘祖の魂を鎮めるために、楊州から水原の花山の麓に遺骨を移した。その近くに築城された城郭が華城。2年9カ月かけて、正祖20年9月(1796)に完成した。築城のきっかけは慰霊のためだったが、軍事的、政治的、経済的にも十分に考慮された科学的構造になっている。また、用材を規格化し「挙重機」などの機器を活用したことや、築城時の詳細な記録が「華城城役儀軌」として残されている点など、建築史的価値も高い。城郭に49あった施設のうち9つは戦争や天災などで破壊されたが、建築当時のものが現在も40カ所残されている。代表的なのが東西南北にある4つの城門。北の長安門、南の人達門、束の蒼竜門、西の華西門がそれだ。城郭のほぼ中央を水原川が南北に流れ、北側には華虹門と呼ばれる美しい門楼を備えた珍しい水門がある。城郭の内部には、正祖大王が父王に対する孝行心と、父王の遺徳を偲ぶために建てた祠堂の華寧殿や、大王が父の墓参に訪れた際に泊まった別宮の華城行宮があるほか、2003年には大王像も建立された。八達門蜂政蒼竜門東砲楼東―舗楼東北空′むヽ敏東将台正祖大王像華寧殿華城行宮'″孝園の鐘華陽楼・( 華虹門訪花随柳亭西北空心敏ヽヽ長安門