ブックタイトル30_1964-1994

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概要

30_1964-1994

【旅は世につれ,世は旅につれ】i 」?,t;tr,▼旅行会社系ではJTBがCRS開発の先陣をきって1969年にトリップスー|を導入▼導入されたばかりのCRSを見学するJTBの役員たちフトウエアで競い合うようになる。そして,長年の懸案だった航空券の発券一本化など,航空・旅行の総合的な情報ネットワーク時代へと入りつつある。▲1988年「JALCOM‐ ?|」が「AXESS」に名称変更され,よリシステムアップした73トリウブツ漱館オ,『一 / . 一♂霊 1  . ・プξコーチー m日八交通公社―― 馨嘔緊____辮旅行会社系は大手3社を中心に,業務管理から情報提供などまでシステム化一方,旅行会社系のCRS開発は,JTBを例に見ると,1969年に全国の営業所とのテレタイプ通信自重妍ヒと旅館ホテルの予約をシステム化した「トリップスーI」から始まり,74年に大型コンピューターと専用端末を導入してトリップスーIIにレベルアップ。航空会社や私鉄各社のシステムとも結合され,航空会社の専用端末のない営業所でも自動予約が可能になった。80年には国鉄(JDのマルスと結合,88年にはアメリカン航空のセーバーと結合して航空券だけでなく,ホテルやレンタカー,鉄道,チケットなどの予約もできるようになった。さらに89年に稼働したトリップーIVでは,旅行情報や社内ニュース,タリフなど各種の情報検索機能が付加され,総合的なシステムカ巧雀立された。同様に近畿日本ツーリストは67年に「システムーI」をスタートさせ,90年にはシステムーXV(テラノス)に, 日本旅行でも67年に稼働した「QR‐ I」を90年にQR‐ IVに,それぞれ機能をアップさせている。大手旅行3社のシステムはいずれも,国内のホテル・旅館の自動予約から始まり,国内航空会社や国鉄のシステムとの結合,そしてアポロやセーバーなど外国航空会社のCRSと結合して予約。発券の機能を強めてきた。同時に自社の旅行商品販売のオンライン化や観光関連情報など,情報検索機能も高めてきたのが大きな特徴となっている。90年代に入ると,こうした大手とは別に中小の旅行会社でも共同のシステム開発が沐莫索されるようになる。そのひとつがジェットツアー,ジャパンアメニティトラベル,アムネットなど12オ土の共同出資で設立された「ツアーネット」。これはホールセーラー, リテーラー,ランドオペレーター,外人旅行など,さまざまなな分野の会社を対象にしたシステム開発を目指しており,大手に対抗するネットヮークとして注目されている。システム間の垣根をなくしたCRS新時代にこうした航空会社や旅行会社のCRSが発達してくると,それぞれのシステムの機能は優れているものの,一般の旅行会社では各システムの端末を置かなければならないため「瑞木機公害」という問題が出てきた。以前から問題にはなっていたが,特に航空会社系のシステムはCRSの展開が直接経営に影響するとあって,それぞれ端末機を専用化しており,システム同士の互換性がなかった。それが,今春から導入されたアクセスの新システム「AXESS―LAN」で大きく変わろうとしている。汎用パソコンを使ったシステムで,アクセスだけでなくセーバーやアポロなどのシステムとも結合することができるうえ,ワープロや表計算など,一般のパソコンと同じように使えるというもの。会社の中で独自の情報ネットワークを築くこともできる。他のCRS力斗妾続できるようになれは端末機公害はなくなり,各システムはそのソ●|メ館ホフレ00‐ T¬譲′》目観鸞ガ111?「:趣顧「 ′1争 _P |●腱醐IL量¬鐘萎コげ