ブックタイトル30_1964-1994

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概要

30_1964-1994

▲「クルーズ元年」1989年に就航した「ふじ丸」が示唆してくれている。それは,航空機では行くことのできないデスティネーションの開発と商品造成である。南極・北極,ボルネオといった秘境クルーズはいずれも好評を博している。今年からは中東地域に安定の光が見えてきたことから,紅海クルーズがエピロティキラインによって商品化されている。希少価値はクルーズだからこそ生み出せる特性でもある。もう1つは,カリブ海クルーズの爆発的人気の背景にある。カリブ海クルーズ人気の秘密を,ニューヨークの新聞はSST(Sex Sens Travel)にあると評した。ウィークエンドになるとニューヨーカーたちが男も女も,老いも若きも,週末のアバンチュールを求めクルーズ船に乗り込んでくるというわけだ。当然,船上ではガールハント,ボーイハントが連日のように繰り広げられることになる。“連日"はいささか誇張としても,船の上のお付き合いはさぞかしロマンチックであったに違いない。その典型が人気TV番組となった『ラブ。ポート』。なるほど,ずばり『ラブ。ボート』とはよく名付けたものだ。TV番組の『ラブ・ポート』は,米西海岸からメキシヨヘ向かうクルーズであったが,その内容はラブ・ロマンスの連続であった。これを,そのまま日本へ持って来ると「船上集団お見合い」になってしまうが,要はクルーズ乗船のためのモチベーション作りである。それは海外旅行の商品化に当たり,旅行クルーズ業界が蓄積してきたノウハウを生かせる場所でもある。それをクルーズ商品に応用できないはずはない。ポップミュージック「なぜに貴女は京都へ行くの」を,クルーズ商品として造成すればよい。第3は,旅行会社にクルーズ販売力をつけること。現在は一部の専門店の独檀場である。日本の場合, 日本船籍のクルーズ利用客全体の約85%が研修やイベントを目的とした団体クルーズであり,個人ベースで参加するいわゆるレジャークルーズはまだ少ない。FIT化が加速する海外旅行市場のなかにあって,このレジャークルーズの伸長こそが,クルーズ事業成功のバロメーターにもなる。223■ ■■ ■■ ■■ ■ 日■■ ■■・・・・口I蔵´"デ・■‐1●、“苺〓軍‥. ・       ・  ■¨1..1,―国□目曰UPdf・ゝ餞L_」蓼囁賤曜「Чヽ11 1一一「電憚だ■,  トK彎一ヽ―「L「DE■‐‐‐ ‐‐ヽま…kl‐F:|鵬饉・一一 哺a〓雷・ 鋼・臨」/」「電ヽF I ▲1 義鼈義ゴ■一?去ガ蛉・``ヽじ霰障陰園ヽコЧ_賦・ヽー1機4ビン‐1ザ.ヽ籠ヽぃヽ妻:ヽ群|ザ五三二●,′ ‐_ヒ饉■ば¬' 4匡」‐ ■饉