ブックタイトル25_1964-1988

概要

25_1964-1988

「969旅行開発株式会社が発足災蓉航空が^般登録FグループをバックにJATA東夕i(支部設立さるグループ活動の強化狙うス・スタッフの足にかかっていた。大量の座席と潜在マーケットを結ぶ“タラップ"として導入されたのがバルク(Bulk)IT運賃。ノーマル運賃の平均60%引きという超プロモーショナル・フェアで,大量輸送。大量販売の切り札としてIATA運送会議で検討。開発されたものだ。座席は最少40席(ハワイ線の場合)を単位とする一括購入制度で,それまでの例を打ち破ったノー・コミッションの運賃。大幅割引きという魅力がある●大阪国際空港新ターミナル・ビル落成(1・29)●B747初飛行(2・9)● 東京シティー・エア・ターミナル(株)(TCAT)設立(2・20)●英仏共同開発のSSTコンコルドがフランスのツールーズで初飛行(3・2)● サベナ・ベルギー航空がプリュッセル/東京の運航開始(4。1)● 「ジャルパック」の運営を行なう旅行開発設立。わが国初のホールセーラー(4・4)● 「ルック」公式第1陣出発(4・7)● サンケイ誌上に「ヨーロッパ・バス旅行13日29万5000円」掲載。バルク商品広告1号(6・2)● 船会社と代理店が船旅の販売促進を目的として「日本船旅の会」(現日本船旅業協会=JASTA)設立(6・26)●郵船航空がホールセール・プランド「ダイヤモンドツアー」を発表(7・―)●第52回ライオンズクラブ国際大会,東京で開催。48カ国から1万5000人の外客来日(7・2)●米国アポロ11号打ち上げ。20日に人類初の月面着陸(7・16)● 旅行業者6社が共同出資し海外旅行商品「ジェットツアー」のホールセールを目的とする世界旅行を設立(7・22)● ノースウエスト航空が東京/ホノルル/サンフランシスコ線の運航開始(8・1)● 新東京国際空港(成田)の建設本格着工(9・6)● 赤坂東急ホテル開業(9・13)● 第39回米国旅行業者協会(ASTA)世界大会が日本で開催。87カ国。2803人が出席(9。15)● IATAが11月1日からの大西洋線運賃の自由化を発表。協会活動と運賃調整機構とを分離(10031)● 欧州線バルク(一括契約包括旅行)運賃が発効(11・1)● バルク商品「ジャルパック・ジョイ」第1陣出発(11・2)●ハワイ観光局東京事務所開設(11・27)一方,旅行会社は自社のリスクで新運賃を使わなければならず,これを機に販売競争は一気に過熱することになった。太平洋線,ヨーロッパ線にバルク運賃が導入された結果,パッケージツアーは大幅な値下げとなった。25万円以上の販売価格だったハワイ(4泊6日)は14万円台に,40万円以上だったヨーロッパ(7泊8日)は一挙に30万円を割る価格で市場に登場した。大量販売と海外旅行大衆化の原動力となったバルク運賃はその後,何度も改定され,コミッションが付加されたGIT運賃の原型となった。日航・高木氏が社長に就任ジャンボ就航とバルク運賃に沸く一度に400人近くもの旅客を運んでしまうボーイング747型機(ジャンボ。ジェット)の就航を控えて,航空会社は大量の座席の販売という新しい課題に直面することになった。新鋭機の安全性は立証されていたので,はたして約400席というシートを埋めることができるかどうか一一懸念と課題はこの1点に集中したといってもいい。 1機約80億円(当時)という大型先行投資が実を結ぶか否かは,パイロットの腕にではなく,地上のセールォーガナイザーと手配代理店 1'太平洋大学 問題にメスを入れるヱθB?ヮWじ""警―の4大旅行業界紙胤6 Lll414Oi!,'if llx lrrofll Fil, todha InBl T6&.NrwP.ptE ^燿算 i54号1撻茫