2009年第81号
(2009.6.11)

上司の性別が部下のモチベーションなどに及ぼす影響の調査

●女性上司は部下のやる気を高め、部下からの評価も高い
●女性上司がいる男性は、男性上司がいる男性よりも、「今の仕事が好きである」(63.2%)
●女性上司がいる男女の方が、男性上司のいる男女よりも、「今の上司の下にいると、やる気になる」(38.4%)
●女性上司がいる女性は、上司の能力、リーダーシップ、部下への対応などを高く評価
●男性上司がいる女性の33.5%が、上司に対し、「リーダーシップがない」という不満を持つ

JTBグループの人事コンサルティング会社、JTBモチベーションズ(東京都港区 代表取締役社長:大塚雅樹)は、青山学院大学経営学部・山本寛教授の監修の下、全国に居住する会社員の男女620人に対し、「上司の性別が部下のモチベーションなどに及ぼす影響の調査」を実施いたしました。

■まとめと提言
従業員のモチベーション向上と企業の業績向上のためには、女性活用を中心としたダイバーシティ・マネジメントが重要
●女性上司が存在し、活躍する組織の環境づくり
女性上司が存在し、活躍できる環境を作ることは、部下のモチベーションを上げ、さらには、業績を上げることにつながると言えます。本調査結果は、女性活用を中心としたダイバーシティ・マネジメントの重要性を、改めて指摘するものです。
●女性上司一人一人の活性化
女性上司が部下のモチベーションを高める、もう一つの理由として、女性上司一人一人の能力や資質が高いことが考えられます。女性上司を適正に評価すること、スキル向上や労働環境の整備によってサポートすることで一人一人を活性化し、また、現女性上司の活躍を、次世代女性上司の育成につなげていくことが求められます。
●従業員全員の意識改革
調査結果から、男性上司がいる男女は、男性上司を好むことがわかりました。女性上司がいる男女に比べて、上司への満足度や上司に対する評価は低いにもかかわらず、です。考えられる理由として、女性上司という未知の存在に対する不安や反発があげられます。女性上司のよさは、実際に体験しないとわからない、と言えます。 女性上司を誕生させ、その数が増えていくタイミングには、組織として、ダイバーシティ・マネジメントの必要性の啓蒙や女性上司の活躍事例の共有など、従業員の意識改革を促進する活動が求められるでしょう。

JTBモチベーションズ
1993年、JTB初の社内ベンチャーとして創業。
JTBで手がけていた報奨旅行(組織が業績優秀者等を招待する旅行)ビジネスが、ビジネスの着想となった。
現在は、モチベーション向上を専門としたコンサルティング事業、表彰式などの社内イベント事業を主たる領域とする。
日本初のモチベーション・カンパニーとして、モチベーションに関する 様々な情報、知見、ノウハウを有する。

※詳細の《調査結果》についてはJTBのHPからニュースリリースNo.81をご覧ください。

<報道関係の方からのお問い合わせ先>
JTB広報室  03-5796-5833
<一般の方からのお問い合わせ先>
JTBモチベーションズR&D局 担当 菊入・野本 
03-5410-9362