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リリース日:2018年7月24日

新旧の魅力備えるボストン 2020年は入植400周年に

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米国北東部マサチューセッツ州の州都ボストンは、独立運動の舞台となった米国建国の地。
一方、近年急速に再開発が進みトレンドスポットも続々登場している。
近郊には入植時代までさかのぼると400 年の歴史を誇るプリマスがある。
取材・文/玉置美智子

▲ボストンのシンボル、マサチューセッツ州議事堂。正面左には若き日のジョン・F・ケネディの像が立つ

▲プリマスプランテーションのイングリッシュ・ビレッジ。当時の入植者の暮らしを再現。先住民の集落もある

 古都ボストンを知らずして米国は語れない。緑豊かな市街は、建国にまつわる歴史的建造物が徒歩圏内に点在し、ボストン周辺にはハーバード大学やジョン・F・ケネディの生家など米国のエスタブリッシュな見どころも凝縮されている。大リーグ最古の野球場であるフェンウェイパーク(ボストン・レッドソックス本拠地)やボストン美術館、ボストン交響楽団も有名だ。郊外には1620年、英国の移民が入植し米国発祥の地として知られるプリマスがあり、独立前の植民地時代から約400年の歴史をたどることができる。
 一方で近年はボストンハーバーに面したシーポートディストリクトと呼ばれるエリアの再開発が急速に進展し、話題のホテルやレストランなどが次々とオープン。新旧を併せ持つところがボストンの懐の深さで、ボストン観光の醍醐味でもある。
 コンパクトにまとまった街なので、エリア内の観光スポットは歩いて回ることができ、エリア間の移動は地下鉄やバスを利用すれば効率的に観光を楽しめる。空港も市内から車や地下鉄で約15分の距離にあり、治安もよいので女性の1人旅でも安心。また、海に面したボストンはロブスターやかきなど新鮮なシーフードの宝庫で日本人の味覚にも合う。
 

建国のルートを巡る
 ボストン観光で外せないのが建国ゆかりの地をたどるフリーダムトレイル。独立のために奔走した先人の家や建造物、墓地など16の史跡を徒歩で巡るルートで、全米最古の公園ボストンコモンの観光案内所から始まる。全長4km の歩道には目印の赤い線が引かれているので、線に沿って歩けば建国史を肌で感じることができる。次の見学スポットが1798年完成のマサチューセッツ州議事堂。金色に輝くドームが印象的だ。そして11番目のスポットがファニュエルホール。1742年に貿易商ピーター・ファニュエルによって寄贈されたホールで、正面には独立に多大な貢献をした政治家のサミュエル・アダムス像がある。

▲ファニュエルホール前のサミュエル・アダムス像。
このホールで独立のための演説を行った


▲クインシーマーケット前広場ではパフォーマンスも
行われる。1 階が飲食店、2 階はショップが入る


▲屋内で年中無休のボストン・パブリック・マーケッ
トは中央にゆったりとした食事スペースもある

▲シーポートディストリクトの人気シーフード
レストラン「リーガル・ハーバーサイド」で

 ファニュエルホールまで来たら立ち寄りたいのが隣接するクインシーマーケット。1階はロブスターロールやクラムチャウダー、ハンバーガーなどの飲食店が並び気軽にローカルフードを食べられる。ボストンはマーケット巡りも楽しく、最近はボストン・パブリック・マーケットが人気だ。マサチューセッツ州やニューイングランド地方の約40の農家や漁師が出店し、マーケットとは思えないほどおしゃれな空間で、地元の新鮮な食材やグルメ料理、パンやスイーツなどを提供している。
 歴史を偲ばせるエリアとして必見なのがマサチューセッツ州議事堂裏手に位置する赤れんがが美しいボストン最古の高級住宅街ビーコンヒル。西側にあるチャールズ・ストリートには小粋なカフェやレストラン、ショップが立ち並び、18世紀の雰囲気に満ちた散策を堪能できる。
 ボストンに来たからには、全米最古の大学ハーバード大学のキャンパスにも足を延ばしたい。日本では1960年代に一世を風靡したアイビーファッション憧れの聖地でもある。大学構内を現役のハーバード大学生が案内してくれるツアー(トレードマークツアーズ社)があり、構内の主なポイントを約1時間かけてくまなくガイドしてくれる。


最新と400年前の生活を体感
  開発が進むシーポートディストリクトは、ウオーターフロント南に広がる注目エリア。ボストンハーバー沿いに話題のレストランやバーが並び、ボストン茶会事件の船と博物館やボストン・コンベンション&エキシビションセンターなどが集まる。今後5年間でボストンと周辺地域に新たに35のホテルプロジェクトが計画され、約5000室を供給するが、半数以上はボストン・コンベンション&エキシビションセンター近くに集中している。
 シーポートディストリクトを代表するアイコン的ホテルが、2015年にオープンしたエンボイホテル(136室)。全米でもそのデザインや革新性が評価され、数々の栄誉ある賞を受賞している。特に運河をはさんで向かいのファイナンシャルディストリクトの高層ビル群を望むルーフトップバーは、高感度な人々が集うトレンドスポットになっている。また、1901年に建てられた倉庫をリノベーションしたホテルがレジデンス・イン・ボストン・ダウンタウン/シーポート(120室)。客室は長期滞在も可能なキッチン付き。ロビーや客室内でアクセントになっている赤れんがや、配管がむき出しの天井に倉庫時代の歴史を感じさせる。
 1620年、英国から移民船メイフラワー号が到着した地が、ボストンから車で南に1時間ほど下った場所にあるプリマス。ここで植民地の生活が確立され米国独立につながる歴史が始まった。プリマスには当時の生活の様子を再現した野外博物館プリマスプランテーションがある。入植当時の英国人移民と、彼らの暮らしを助けた先住民ワンパノアグ族の生活がリアルに実演され、17世紀にタイムスリップしたような体験ができる。2020年には入植400周年を祝うさまざまなイベントやプログラムが年間を通してプリマスで行われる予定だ。
 最新のトレンドスポットから400年前にさかのぼる歴史まで、米国のすべてを体感できるボストン。記念すべき2020年に向けて目が離せない。


▲ビーコンヒルのチャールズ・ストリート


▲ハーバード大の現役大学生がガイド

▲エンボイホテルのルーフトップバー

▲レジデンス・イン・ボストン・ダウンタウンのロビー

▲プリマス入植当時の衣装と住居


▲先住民ワンパノアグ族の暮らしを伝える


▲入植当時の粉挽き水車を再現したプリマス・グリスト・ミル


アメリカン航空のプレミアムエコノミーで快適な旅
 アメリカン航空は日本発着便にプレミアムエコノミークラスを導入している。幅の広いリクライニングレザーシートの座席は、フットレストとヘッドレストを備え、ゆったりした足回りを確保。食事はシェフ監修による専用メニューでアルコール類も無料。大型モニターとノイズ低減機能を備えたヘッドフォンやアメニティキット、枕、毛布が用意され、さらに優先搭乗サービスも受けられる。プレミアムエコノミーは成田発のすべての便で利用可能。北米各都市への移動は乗り継ぎで、アメリカン航空の便利な路線網でアクセスすればスムーズだ。長時間フライトをワンランク上のプレミアムエコノミーで快適に過ごしたい。