2025年2月17日 12:00 AM
観光庁が取りまとめた24年11月の主要旅行業者43社の総取扱額は、前年同月を3.9%上回る3505億5228万円となった。海外旅行が10.5%増、紅葉シーズンを迎えた外国人旅行は21.8%の大幅増となった。一方、国内旅行は0.6%減でマイナス基調が続いている。
コロナ禍前の19年同月に比べると回復率は8割。ただ、いずれの旅行分野も募集型企画旅行は回復率が下がり、中でも海外旅行は3割と極めて低い。旅行代金の高騰も影響しているとみられ、取扱人数は2割にとどまっている。
企業別で見ると、8社が総取扱額で19年比プラス。最も伸び率が大きい日本橋夢屋(60.8%増)をはじめ、6社が業務渡航を主力としており、海外旅行も19年同月を上回った。
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