春節の来日目的1位はグルメ 中国人意向調査 買い物は自分向けに

2025.02.03 00:00

 中国・台湾などのインバウンド支援を行うインタセクト・コミュニケーションズがまとめた春節の中国人訪日旅行者の意向調査によると、主な目的の1位はグルメ(65.9%)で、日本の食への関心が高いことが明らかになった。温泉(55.6%)、冬景色観賞(41.5%)、ショッピング(39.7%)が続く。

 今春節に日本旅行を計画している中国在住者1013人を対象に調べた。航空券・宿泊費を除く旅行予算は21万~42万円が最も多く41.6%。10.5万円以下は10.0%と少数派だった。

 旅行中に購入する商品の意向では、化粧品、食品、菓子類が上位。そのうち化粧品と食品は、自分のために買うと回答した率が家族や友人への土産目的を大きく上回った。決済手段はキャッシュレス化が進み、全体の82.6%がキャッシュレスを優先すると答えた。

 受け入れ態勢の整備では、中国語対応に関する内容が上位。1位はメニューなど飲食店の中国語表示(57.2%)で、2位はホームページや各種案内表示の中国語対応(56.5%)だった。

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