2024年12月23日 12:00 AM
東武トップツアーズは1月1日付で営業統括本部直下に研究開発機能として「未来共創ラボ」を設置する。近未来の事業創造と拡大する市場に対応するための組織改正の一環。さまざまな領域で課題解決に向けた相談が増加し、旅行業にとどまらないソリューションの提供が急務となっている。固定観念に捉われない事業の可能性を追求する。
外部機関・団体・企業とのネットワークを活用して起業活動を行う「FX_Base(Future Transformation Base)」と、社員のアイデアなどを基に社内起業活動を行う「TOBU FT_Hub」の2つのプロジェクトが軸。検証などを重ね、事業化・収益化が見込める商品・サービスは事業推進各部を通じて現業に落とし込み、実証実験や販売を行う。子会社化なども視野に入れる。
このほか、営業統括本部内に、従来のソーシャルイノベーション推進部の役割・機能を拡大した「地域創生・ソーシャルデザイン推進部」、DX推進室と全国支援室内Web3.0チームのスキルを統合した「DX・Web3.0推進室」を置く。ともに地域創生事業を一層推進する。全国横断で事業を展開する「インバウンド事業推進部」も新設する。
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