10月の百貨店免税売上高508億円 国慶節効果 初の累計5000億円台に
2024.12.16 00:00
日本百貨店協会に加盟する87店舗の10月の免税総売上高は、前年同月比32.3%増の508億4000万円となった。1人当たり購買単価は6.4 % 減の9万8000円と前月に続き割り込んだものの、国慶節休暇などで購買客数が41.3%増えて51万8000人となった。売上高、購買客数ともに10月の最高値。
1~10月の売上高累計は前年同期比104.3%増の5347億円となり、14年の調査開始以来初めて5000億円を突破した。23年の年間実績(3484億円)比では53.5%増。
売上高を費目別に見ると、ハイエンドブランドや服飾雑貨など一般物品が28.1%増の432億5000万円。化粧品・食料品など消耗品は62.3%増の75億9000万円だった。
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