佐渡観光に弥彦村泊をプラスして ミレニアル世代の女性に照準
2024.12.16 00:00
新潟県の弥彦観光協会は、弥彦村と佐渡島の魅力をミレニアル世代(28~43歳)の女性目線で紹介する公式サイトを開設した。佐渡を訪れる旅行者に弥彦でもう1泊を促すプロジェクト「One More Stay in Yahiko」の一環。
「佐渡島の金山」が世界文化遺産に登録されたことをきっかけに、佐渡への旅行者増が予想される。弥彦村にも足を延ばしてもらいたい考え。ただ、2つの観光地を同時に楽しむためには、さまざまな交通機関を組み合わせる必要がある。旅程の煩雑さから旅程を分けて考える旅行者が多い点が課題だった。解消策として、弥彦に1泊して観光を楽しんでから佐渡に向かう2泊3日のモデルコースを提案する。
弥彦村は彌彦神社と門前の温泉街を有し、人口約7400人の小さな村ながら年間来訪者約200万人を誇る。佐渡と組み合わせることで、新潟の魅力を最大限に楽しめることを訴求する。
旅行に関心が高く、旅行頻度も高いミレニアル世代の女性に焦点を合わせ、今後も情報発信を強化する。
カテゴリ#地域の観光#新着記事
週刊トラベルジャーナル最新号
アクセスランキング
Ranking
-
旅行取扱額で19年超え企業、11社に拡大 10月実績 海外旅行は7割まで回復
-
キーワードで占う2025年 大阪・関西万博からグリーンウオッシュまで
-
「海外旅行は国の大きな課題」 JATA髙橋会長、回復へ政策要望
-
肩書インフレという時代
-
観光産業底上げに国際機関が重要 PATA日本支部、活動を再び積極化
-
『日経トレンディ2025年1月号 大予測2030-2050』 勝負を決めるのは人間
-
旅行業の倒産、24年は低水準 零細企業中心に22件 すべて消滅型
-
海外旅行市場、若年女性がけん引 25年の実施意向トップ 国内旅行でも顕著
-
ビッグホリデー、「旅行商社」を標榜 販売店との共栄へ新事業 まず介護タクシー旅行
-
OTOAが5年ぶり新年会 海外旅行回復や支払い改善促進に期待