ジャパンショッピングツーリズム協会、中国・美団と提携 買い物の利用拡大支援 地方中心に
2024.12.16 00:00
ジャパンショッピングツーリズム協会(JSTO)は、地方を中心に訪日中国人客の買い物や飲食の需要促進で店舗や自治体を支援しようと、中国最大級の口コミサイト「大衆点評」を運営する美団と提携した。中国人客が口コミを重視する傾向が強いことを踏まえ、掲載がまだ少ない店舗に自社情報のアプリ登録などを促し、マーケティング活動を支援する。
提携に基づき、JSTOは大衆点評にユーザーから寄せられたビッグデータを解析した行動の傾向・ニーズなどを事業者に提供する。年に2 ~4回程度開催するセミナーなどで定期的・継続的に公表し、役立ててもらう。
PRキャンペーンも実施する。第1弾として年末年始に、日本独特の買い物文化の1つである初売り・福袋に関する特集を大衆点評内に開設してアピール。店舗のバナー等の掲載なども募集する。
中国人客は口コミを重視する傾向が強い一方、利用者が発信して記載する住所や店舗名など基本情報には誤りも多く、利用の機会を失っているケースもあるという。これらのメンテナンスも請け負う。JSTOが窓口となり情報を取りまとめ、美団が中国人に好まれそうな特集などを組んでサイトで発信する。
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