9月の主要旅行業者取扱額、訪日・国内で前年割れ 19年比回復率7~8割
2024.12.09 00:00
観光庁がまとめた9月の主要旅行業者43社の総取扱額は前年同月比1.4%増の3203億6807万円となった。コロナ禍前の19年同月と比べると25.3減となり、8月から7.2ポイント改善した。
分野別に見ると、海外旅行と外国人旅行はコロナ禍前の7割、国内旅行はおよそ8割の水準。前年同月比では海外が16.2%上回った一方で、外国人旅行と国内旅行はともに割り込んだ。訪日客数が急成長の裏側で旅行会社のビジネスは伸びていない。
企業別では、6社が総取扱額で19年同月比プラスとなった。いずれも業務渡航をコアビジネスとする会社や輸送系。伸び率は日本橋夢屋(51.6%増)が最大で、HTB-BCDトラベル(34.6%増)、ウィラー(24.6%増)と続いた。
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