2024年12月9日号>奮闘する地銀 観光分野で増す存在感
2024.12.08 00:00
本誌が初めて地銀を巻頭特集で取り上げたのは12年。当時のアンケート調査では、地域の観光振興支援として行っていることの筆頭に観光商談会の開催が挙げられ、観光推進協議会の運営、観光セミナー、物産展などと続きます。それから10年以上がたち、いまや子会社での旅行業登録や本体でも登録を視野に入れる動きが見られるまでになりました。側面支援から観光の主体的なプレーヤーへ。特に存在感を増している2行の地銀に注目しました。識者からは期待を反映して辛口のエールも。
【特集】
*奮闘する地銀
観光分野で増す存在感
観光をてこにした地域課題の解決や地域経済活性化の領域で、地方銀行の動きが以前にも増して活発化している。段階的な銀行法の規制緩和が背景にあり、事業者マッチングやファンドを通じた出資にとどまらない。観光の主体的プレーヤーとして存在感を増す地方銀行が現れている。
▽規制緩和で進む観光事業
▽地銀が与えるインパクト
井坂晋(瀬戸内ブランドコーポレーション取締役)
井門隆夫(國學院大學観光まちづくり学部教授)
中村好明(日本インバウンド連合会理事長)
論文
*先駆的DMOのアドボカシーへの取組みに関する考察【1】
夏目千恵子(松蔭大学観光メディア文化学部講師)
注目のニュース
COP初、観光業の気候対策宣言
交通空白地解消へ官民連携基盤
AI浸透で観光産業に3つの変革
新千歳も外国人入国者プラスに
誌上セミナー
*海外の観光地域づくり
『常識を超えて目標達成する』
コラム
*視座 永山久徳(下電ホテルグループ代表)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド 小林裕和
*シン・交通サービス論 成定竜一(高速バスマーケティング研究所代表)
*トラブル処方箋 小池修司弁護士がアドバイス
*山田静のツレヅレナルママニ
*ビジネスパーソンの日々雑感 鎌田由美子
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