10月の客室利用率、関東91% 国慶節やイベント需要が押し上げ
2024.11.25 00:00
全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する120ホテルの10月の平均客室利用率は、前年同月を2.3ポイント上回り85.7%となった(速報値)。特に関東が91.3%の高稼働で、東京都が92.6%とけん引した。
全国10地域中、プラスは東北・関東・甲信越・北陸・近畿の5地域。ANHAによると、国慶節休暇で中国人の需要が拡大したほか、行楽シーズン、一部地域では衆院選に伴う長期宿泊需要も集客に貢献した。関東は、東京都が伸び率4.4ポイント増で全国平均を大きく上回った。横浜地域ではプロ野球の日本シリーズなどがプラスに働いたようだ。
旺盛な訪日客に関し、ANHAは「全国的に欧米系が増える傾向にあり、アジア圏と入れ替わりつつある」としている。
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