2024年11月25日号>次はDMCの時代? 整備に向かう地域、その役割とは

2024.11.24 00:00

 DMCに光が当たっています。端的にいえば地域の旅行手配を行うオペレーターで、日本ではJTBの47DMC戦略で知られるところ。しかし今、外国人富裕層を誘致するモデル観光地が自らDMC機能を備えたり、新たにDMC組織を設置する模索を始めました。1970年代に欧米で始まったとされるDMCが指すものは実のところ幅広く、ややもすれば古くて新しい存在になりつつあるのかもしれません。長年この領域を研究する國學院大學の小林裕和教授は「旅行ビジネスのイノベーションの姿」と指摘しています。

【特集】
 *次はDMCの時代?
  整備に向かう地域、その役割とは

 地域で高い旅行消費が見込める訪日外国人の誘致に向けて、観光地域づくり法人(DMO)がDMCの機能や体制を整える動きが高まっている。観光庁が地域側に求めていることが背景の1つ。DMCを標榜する旅行会社は以前からあるが、いま求められているDMCとは、どのような存在なのか。

  ▽DMCを模索するDMO
  ▽DMCとは何か
   小林裕和(國學院大學観光まちづくり学部教授)
  ▽DMCの役割
   河東英宜(かまいしDMC代表取締役)
   村木智裕(インセオリー代表取締役)


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