相鉄新横浜駅に多言語字幕 リアルタイムで表示 聴覚障害者でも会話しやすく

2024.11.18 00:00

 相模鉄道は、相鉄新横浜線新横浜駅の窓口に多言語字幕表示システムを導入した。増加する訪日外国人をはじめ、さまざまな顧客に対してサービスの向上を図る。

 採用したのは京セラドキュメントソリューションズジャパンの「コトパットスクリーン」。英語、中国語、韓国語など7言語で翻訳表示が可能。客と駅係員の会話を自動翻訳し、双方の発話内容をその場でスクリーンに表示して、スムーズな会話を実現する。リアルタイムでの字幕表示が可能なため、聴覚障害のある人でも会話が理解しやすくなり、コミュニケーションの円滑化が期待できる。

 設定によっては、日本語から133種類の外国語への翻訳が可能。言葉の壁を越え、すべての乗客が快適に鉄道を利用できる環境整備の実現を目指す。