2024年11月17日 12:00 AM
日本でも米国の電子渡航認証制度(ESTA)をモデルにした日本版ESTAを30年までに導入していくことになりました。短期滞在ビザが免除される国・地域からの訪問客が対象で、入国前に氏名や旅券情報、滞在先のほか、訪日目的に応じて商談相手や利用旅行会社などを申告する仕組みのようです。電子渡航認証はいまや世界の潮流。特集ではツーリズムへの影響や課題を考察しました。JR東日本VTSの高橋敦司さんは「日本版と銘打つものに良い印象がない」と指摘しますが、どのような制度になるのでしょう。
【特集】
*日本版ESTA
電子渡航認証制度導入へ
電子渡航認証制度の導入に向けた検討が進んでいる。実現すれば入国管理の厳格化と円滑化の両立が期待され、世界的にも同様の制度を導入する国や地域が増える傾向にある。政府は30年の導入を目指すが、新たな制度はこれからのツーリズムにどのような影響をもたらすのか。
▽日本版ESTA導入へ
▽日本版ESTAに思う
高橋敦司(JR東日本びゅうツーリズム&セールス代表取締役社長)
中村好明(日本インバウンド連合会理事長)
敷田麻実(北陸先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科教授)
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*JNTO発外客攻略のヒント
『訪日メキシコ市場の可能性』
コラム
*視座 高橋敦司(JR東日本びゅうツーリズム&セールス代表取締役社長)
*ぶらっとまち歩き 以倉敬之(まいまい京都代表)
*宿泊ビジネスの灯 井門隆夫(國學院大學観光まちづくり学部教授)
*トラブル処方箋 小池修司弁護士がアドバイス
*3万フィートのおもてなし 中西克吉
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統計・資料
*旅行業主要43社8月の取扱状況
*国・地域別訪日外国人客数
*渡航先別日本人訪問客数
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