8月の主要旅行業者取扱額、3分野ともに19年比7割 業務渡航が先行
2024.11.11 00:00
観光庁がまとめた8月の主要旅行業者43社の総取扱額は前年同月比1.8%増の3233億6189万円となった。コロナ禍前の19年同月比では32.5%減となり、7月から4.2ポイント悪化した。
3旅行分野ともにコロナ禍前の約7割の水準。前年比では、海外旅行が18.5%増加したが、外国人旅行と国内旅行は9割台に割り込んだ。訪日外国人旅行者数はすでに19年を上回って推移しているが、旅行業者がビジネスとして十分に取り込めていない状況が見て取れる。
企業別では、業務渡航系を中心に8社が総取扱額で19年同月を上回った。伸び率が最も大きかったのは三越伊勢丹ニッコウトラベルで62.4%増。これに日本橋夢屋が56.0%増で続いた。その他はほぼ10%台の伸び。
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