九州全域の観光活性化へDX促進 JTBなど6者がコンソーシアム結成
2024.11.11 00:00
九州観光機構やJTBなど6者は九州観光DXコンソーシアムを結成し、九州全域の観光活性化を目指すプロジェクトを実施する。DXを活用して九州への観光客をリピーターとして定着させながら、人気観光地以外への広域周遊を促す。観光庁の「観光DXによる地域経済活性化に関する先進的な観光地の創出に向けた実証事業」に採択されている。
旅行者向けには、顧客関係管理(CRM)機能付き生成AIレコメンド機能を提供する。スマホで簡単なアンケートに答えると、生成AIがまだあまり知られていない観光スポットを推奨。観光地の位置関係と移動時間を自動計算して、効率的な旅行プランを作成する。地元観光事業者はCRMツールを活用して旅行者のデータを蓄積・分析し、マーケティング強化に役立てる。
事業者向けには、九州内の観光スポットのデータベースを拡充して、地元ならではの視点を生かした情報を基に、旅行者に最適な旅行プランを提案できるようにする。
地域向けには、実証事業で取得したデータの可視化・分析を行って、地域の多様な観光施策に活用できる基盤を構築。データを広く関係者に公開する。
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