福岡空港、主要5市場の外客大幅増 7月実績 旅客数上位7空港で唯一

2024.11.04 00:00

 法務省の出入国管理統計によると、旅客数上位の国内7空港の7月利用実績は、羽田・成田・関西・福岡の4空港が外国人入国者数でコロナ禍前の19年同月を上回った。そのうち福岡は最大の59.1%増。7空港で唯一、韓国・中国・台湾・香港・米国の主要5市場すべてがプラスとなった。

 福岡は韓国が6割を占める主要市場だが、米国が153.5%増、回復途上の中国も27.0%増と7空港中で最大だった。

 コロナ禍前の水準にまだ達していない新千歳・中部・那覇は、主に中国と米国のマイナスが影響しているが、那覇は5市場すべてが減少している状況。

 一方、日本人出国者数は依然として7空港すべてで19年同月比マイナス。減少幅は回復と後退を繰り返している。