京急、三浦海岸に新観光案内所 バスやシェアモビリティの起点にも

2024.11.04 00:00

 京浜急行電鉄は三浦海岸駅前に新たな観光案内所を開設した。同グループの沿線価値共創戦略に基づくエリアマネジメントの一環で、観光案内所は地域交流拠点「三浦海岸駅前ひろば(仮称)」の一翼を担う。三浦市観光協会が運営する。

 鉄道高架下という立地から案内所にはトレーラーハウスを採用した。京急オープントップバスの案内所兼待合室としても活用する。バスは新型車両を導入し、三浦海岸発の新ルートを提案して東海岸からの回遊を強化する。レンタサイクルや電動キックボードなど観光シェアモビリティも拠点内に集約した。

 三浦海岸周辺では移住者による飲食店やコワーキング施設などが増加しており、まち歩きの魅力が高まっている。三崎港エリアとはまた異なる魅力を発信し、首都圏から近く何度でも訪れたい観光地として価値向上を目指す。

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