中部空港、案内ボランティア再開 83人が新規加入

2024.11.04 00:00

オレンジ色のベストが目印

 中部国際空港会社はコロナ禍で休止していた案内ボランティアを約4年半ぶりに再開した。コロナ禍で休止を余儀なくされたが、旅行需要の回復に伴い空港利用者が増加しており、サービスの充実を図るため再開を決めた。

 活動再開に当たり、新ボランティアを募集し83人が加入。東海3県在住の総勢185人が毎日4シフト制で3~5人ごとに1シフト3時間を分担する。オレンジ色のベストが目印だ。

 アクセスプラザと第1ターミナルの出発・到着ロビーで、施設やサービスの案内、車椅子など介助を必要とする利用者の手伝い、外国人観光客の対応などに当たる。

 地域社会との共生の実現に向け、空港スタッフとしての誇りややりがいを感じられる機会の提供も目的の1つ。1人1台支給される携帯電話の検索機能や翻訳アプリを使用し、顧客満足度世界ナンバーワンを目指す。

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