ピーチ、弾丸運賃で海外旅行後押し 台北に滞在25時間など

2024.11.04 00:00

 ピーチ・アビエーションは、12年の発売以来、累計約16万席を売り上げて人気を博した「弾丸往復運賃」の販売を再開した。搭乗が25年1月31日までの期間限定で、国際線5路線と国内線14路線が対象。

 同運賃は、便が指定され現地での滞在可能時間が短い一方、料金が廉価。海外旅行市場の回復が遅れるなか、手頃な運賃と気軽な旅のスタイルを提案することで、旅行者の背中を押す。隙間時間を利用したリフレッシュ旅に出ようと呼びかけている。同社にとっては、座席の効率良い販売にもつながる。

 路線によって最大滞在時間は異なる。例えば台湾行きの場合、羽田空港を5時45分に出発し、台北(桃園)空港に8時55分に到着後、同日20時55分に出発する行程で、現地滞在時間は12時間となる。夜便となる中部/台北線の場合は現地滞在時間が25時間20分。料金は国際線が往復1万円から、国内線は7000円からの設定。

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