8月の免税売上高、伸び鈍化 購買客数も成長率40%台に

2024.10.14 00:00

 日本百貨店協会によると、加盟する87店舗の8月の免税総売上高は、前年同月を45.7%上回り463億2000万円となった。伸び率がそれまでの100%以上から2桁台に縮小し、為替相場も円高に振れたものの、8月の過去最高を記録した。コロナ禍前の19年同月に比べると80.9%増。

 購買客数は44.8%増の45万3000人。売上高と同様、7月までに比べると成長が鈍化したが、8月の過去最高となった。1人当たりの購買単価は0.6%の微増で10万2000円。

 売上高を費目別に見ると、ハイエンドブランドや服飾雑貨など一般物品が44.9%増の394億6000万円。化粧品・食料品など消耗品は50.3%増の68億6000万円だった。

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