水上温泉、3年目の廃墟再生マルシェに4400人 旧一葉亭の施設生かし
2024.10.14 00:00
群馬県の水上温泉で廃墟再生マルシェが9月22~23日に開催された。温泉街の中心部にある廃業した大型旅館の旧「一葉亭」を再生するプロジェクトの一環。東京大学大学院生が発案し、みなかみ町、群馬銀行、オープンハウスグループの4者が連携して取り組んでいる。マルシェは今年で3年目。
見捨てられかけていた建物の魅力を掘り起こしたり、まちの中に隠れていたもったいない場所に手直しを加え、個性的で味わいある会場が特徴。今年は4会場に拡大して展開した。
かつてホテルのランドリー工場として稼働していた倉庫でミニマーケットを開き、谷川岳と利根川を見通す場所にはカウンター席を配置。旧ひがき寮はものづくりがテーマのアトリエに変身した。
来場者は22年に約1300人、23年は約3000人と拡大している。今年は過去最大の約36店舗が出展し、2日間で約4400人が来場した。
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