2024年10月7日 12:00 AM
観光庁がまとめた7月の主要旅行業者43社の総取扱額は前年同月比1.2%増の2921億1352万円となった。コロナ禍前の19年同月と比べると28.3%減。
海外旅行が19年同月比35.8%減となり、6月からマイナス幅がやや縮小した一方、外国人旅行は22.3%減、国内旅行は23.4%減と回復がやや後退した。前年同月比で見ても、海外旅行は2割増えたのに対し、外国人と国内は90%台と割り込んだ。
企業別では7社が総取扱額で19年同月を上回った。その多くが業務渡航を主力とする構図は変わらず、レジャー市場の動きが鈍い。最も伸び率が大きかったのは日本橋夢屋(44.8%増)で、ウィラー(34.6%増)、エスティーエートラベル(22.4%増)が続いた。
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