大日本印刷、ホテルの書店開業を支援 第1弾は札幌の温泉宿
2024.10.07 00:00

大日本印刷(DNP)は、既存のサービスに本を組み込んで利用者の価値体験を高めたい事業者を対象に、書店開業を支援する。宿泊施設など、書店を生業としていない異業種にサービスを提供する。国内の書店が減少し、書店のない自治体が増加するなか、地域の住民などに本を買う場所を提供する。
札幌市のホテル「定山渓第一寶亭留翠山亭」内に9月19日に開業した「風呂屋書店」が第1号。温泉と読書を楽しむ空間が売りで、旅をテーマにした選書が特徴だ。「次はどこへいこう」「温泉とサウナ」「発想が生まれる」などのコーナーを設置した。
非日常を味わえる大人向けの絵本や写真集、定山渓を題材にした本を多数用意し、約2500冊をそろえた。宿泊客は無料で利用可能だが、宿泊客以外も書籍を閲覧・購入でき、入場料は1100円。フードやドリンクも販売する。
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