クルーズプラネットがB2B強化 全国でコンソーシアム形成へ
2024.10.07 00:00
クルーズ専門旅行会社のクルーズプラネットは、新たに事業者向けの予約システム「NAVIS(ナビス)」を開発した。10月末をめどに旅行会社に提供を始める。ユーザーはクルーズツアーの空き状況を一目で把握でき、空きがあれば即時予約ができるシステム。
これまでは、同社の商品を販売したいという依頼があれば、その都度、受委託契約を結ぶ形だった。予約システムの開発を機に、事業者間取引を本格化させる。
まず、受委託契約を結んでいる旅行会社を中心に導入を案内する。システムを使って商品販売のスキームを拡大させ、相互交流のネットワークを広げていく。より多くの旅行会社に商品を取り扱ってもらうことで、クルーズ業界全体の成長を支援したい考え。
全国各地の中小旅行会社とコンソーシアムを構築することも視野に入れる。最新クルーズ情報の共有やオンライン相談、コンサルティングなど、クルーズ販売に関する包括的なサービスを行うことにしている。大都市圏以外の地域のリーディングカンパニーなどにも、積極的に働きかける予定。
【あわせて読みたい】2024年9月9日号>来たれ!クルーズブーム 日本船建造ラッシュをてこに
カテゴリ#観光・旅行業経営#新着記事
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