2024年10月6日 12:00 AM
クールといわれる日本のコンテンツ。それを海外に売り込む戦略が観光産業や地域産業の成長に結び付いている実感が何となく湧かないのは、自分の無知ゆえか否か。それとも対象領域が広範なためか。そんなモヤモヤは、クールジャパン戦略の実績として挙げられた数字を見ても、なかなか晴れません。1つの解は、「観光や地域の総合戦略と連携することが大前提」というJR東日本びゅうツーリズム&セールスの高橋敦司社長の指摘。再起動した戦略に観光産業側が目を向けてみることも大切です。
【特集】
*クールジャパン再起動
崖っぷちからの脱出
世界に誇れる日本の文化を発信するクールジャパン戦略が本格化して12年。アニメなどコンテンツの人気が世界的に高まり、23年の国家ブランド指数で日本は1位となった。しかし、官民ファンドは巨額の赤字を抱える。政府は5年ぶりに戦略を刷新したが、クールジャパンはどこに向かうのか。
▽クールジャパンの現在地
▽再起動への視点
高橋敦司(JR東日本びゅうツーリズム&セールス代表取締役社長)
斉藤茂一(上海楽暇堂商務諮詢有限公司COO/レジャーサービス研究所所長)
鎌田由美子(ワン・グローカル代表取締役)
誌上採録
*文化観光が目指す未来
注目のニュース
森トラスト、独自色でホテル事業拡大
25年の法人旅行、費用上昇緩やか
顧客満足度、HIS急伸で初の1位
4空港が外客数で好調維持
誌上セミナー
*海外の観光地域づくり
『観光の武器化とDMO』
コラム
*視座 永山久徳(下電ホテルグループ代表)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド 小林裕和
*シン・交通サービス論 成定竜一(高速バスマーケティング研究所代表)
*トラブル処方箋 小池修司弁護士がアドバイス
*山田静のツレヅレナルママニ
*ビジネスパーソンの日々雑感 鎌田由美子
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